LIBERTY独自ランキング
RANKING
450 Jane Stanford Way Stanford, CA 94305–2004
LIBERTY トップ 100 大学ランキング 2位
スタンフォード大学はカリフォルニア州サンフランシスコから約 50km 南東にある大学です。正式名称は Leland Stanford Junior University といい、大陸横断鉄道セントラルパシフィック鉄道を 創立者した Leland Stanford が早逝した子息の Leland Stanford Jr.の名を遺そうと考え、1886年に大学の設立を構想してから6年の月日を費やし、1891 年に設立されました。
学部生より大学院生の数の方が多く在籍していることが特徴で、その研究レベルは非常に高く、これまで多くのノーベル賞受賞者を輩出してきました。また、研究以外でもシリコンバレーの中心地として重要な役割を果たしてきました。Google を始めとしたシリコンバレーの中心的な企業への就職率も高く、学生が全体的に自ら実業家を目指す精神が強いことも一つの特色です。
Times Higher Educationによると、2020年度のアメリカの大学ランキングでは2位、世界ランキングでは4位となっています。
参考元:
https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states
もう一つの特徴にキャンパスの広さが挙げられます。キャンパスの敷地内には、8万人を収容できるスタジアムやゴルフコース、その他スポーツ施設、そして巨大なスポーツジムも複数設置されています。81棟の学生寮に加え、スーパーやレストラン、巨大な図書館、さらには銀行や郵便局まで揃っており、キャンパスの中だけで生活することもできるといっても過言ではありません。
キャンパスの正面から左右に文系の学科と理系の学科で建物が分けられており、文系の学部が集められた左半分を「Techy(テッキー)」と呼び、理系の学部が集められた右半分を「Fuzzy(ファジー)」と呼びます。文系と理系、合わせて13の学部、58の専攻があります。学生数は学部生が7000人弱であるのに対し、大学院生が9000人以上です。
このように、アメリカの大学でも有数の高い教育と研究水準、そして広大な敷地を有し、大学内で一つの街が形成されているのがスタンフォード大学です。
本稿ではこの大学院に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 4.18 |
ACT* | 32-35 | |
IELTS | 7.5 | |
TOEFL/iBT | 100+ | |
SAT* | 1420-1570 | |
アメリカ大学ランキング* | 2位 | |
世界大学ランキング* | 4位 | |
学費+生活費* | $71,587/年 | |
平均奨学金* | $16,562/年 | |
合格率* | 4.7% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states
学生の4割は現地アメリカの学生ですが、さまざまな国籍の学生が通っているのがスタンフォード大学の特徴です。
共通言語はもちろん英語で、当然、授業も全て英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力を証明するスコアの提示が求められており、英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Computer and Information Sciences
コンピュータと情報科学 |
100 | 7.0 |
Engineering
工学 |
89 | 6.5 |
Engineering Technology
生物工学 |
100 | 7.0 |
Foreign Languages
外国語 |
100 | 7.0 |
English and Literature
英語と文学 |
100 | 7.0 |
Liberal Arts and Humanities
一般教諭と古典文学 |
100 | 7.0 |
Biology
生物 |
100 | 7.0 |
Mathematics
数学 |
100 | 7.0 |
General Studies
一般教諭 |
100 | 7.0 |
Philosophy and Religious Studies
哲学と宗教 |
100 | 7.0 |
Physical Sciences
物理化学 |
100 | 7.0 |
Psychology
心理学 |
100 | 7.0 |
Human Services
ヒューマン•サービス |
100 | 7.0 |
Social Sciences
社会科学 |
100 | 7.0 |
Ethnic Studies
民俗学 |
100 | 7.0 |
Visual and Performing Arts
視覚舞台芸術 |
100 | 7.0 |
History
歴史 |
100 | 7.0 |
Communication
通信 |
100 | 7.0 |
参考元:
https://gradadmissions.stanford.edu/applying/starting-your-application/required-exams
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。大学院での授業は高度な英語の理解力が必要とされるため、求められるスコアは一部学科を除き、TOEFLは100点、IELTSは7.0で統一されています。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。スタンフォード大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。
出願書類
一般的にコースで必要になる書類は次のとおりです。
・受験料($125程度)
・願書(オンラインの申請フォームを入力します)
・履歴書
・推薦状(3通)
・学位の証明書(学部のもの)
・GRE(アメリカの大学院出願にあたって求められる共通試験です)
・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコアが求められます)
注意
・ほかにも志望動機書など、各コースによって必要書類が異なる可能性があるので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
The application fee is $125, is non-refundable, and must be received by the application deadline.
Describe succinctly your reasons for applying to the proposed program, your preparation for this field of study, and why our program is a good fit for you, your future career plans, and other aspects of your background as well as interests which may aid the admissions committee in evaluating your aptitude and motivation for graduate study.
A resume or CV is required of all applicants, depending on which document is most appropriate for your background. There is no page limit for resumes or CVs, though we typically see resumes of one page in length. Please upload your resume or CV in the online application.
Recommendations should be written by people who have supervised you in an academic, employment, or community service setting. We very strongly recommend that at least one of these letters be from a university professor familiar with your academic work. Your recommendations should directly address your suitability for admission to a graduate program at Stanford GSE.
Transcripts are required from every college and university you have attended for at least one academic year as a full-time student. When submitting your online application, transcripts should be uploaded to the application as a scanned copy or PDF; this is sufficient for the application review process. Please refrain from sending a secured PDF/transcript with a digital signature as our system cannot upload these properly. The best way to ensure we receive an upload-able document is for you to print out the secured transcript, scan it, and upload the scanned copy (not to exceed 10MB) as a PDF.
Official GRE scores are required of all PhD applicants. The GSE only requires the general GRE test scores; subject test scores are not required. We do not have a minimum GRE score requirement.
PhD applicants who are required to take the TOEFL should plan to take the internet-based TOEFL test and have official TOEFL scores sent electronically to Stanford at institution code 4704 (department code does not matter) no later than November 1. This will give your official TOEFL scores time to be sent from ETS and be received by our system in time for the December 2 deadline.
「Stanford Uni Graduate Admissions」ウェブサイトの「Admission」ページより抜粋:
https://ed.stanford.edu/admissions/application-reqs/phd
提出期限
年に2度の入学受け入れがあり、春入学(2月)と秋入学(9月)があります。
春入学(2 月)
秋入学(9 月)
春入学は秋入学よりも公募が始まる期間から締め切るまでの期間が短いので、春入学を考える際は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたとしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
参考元:
https://ed.stanford.edu/admissions/apply
2019年のスタンフォード大学の合格率は4.7%です。同年度で同じく難関校とされるハーバード大学の5.2%と比較しても全米で最も入学が難しい大学と言えます。
スタンフォード大学のレベルを日本に当てはめると、およそ偏差値80以上であると言われています。しかし、日本の大学とは入学方法が大きく異なる為、入学難易度を偏差値だけで測ることはできません。
また、日本の大学は基本的にはペーパーテストの学力によって合否が決まりますが、スタンフォード大学を含むアメリカの大学ではGPAの考慮等はあるものの、学力順に学生を選抜することはせず、学生自身のユニークさを評価するなど、多様性を重視しています。
このように単純な学力だけでは合格できないこともスタンフォード大学の入学難易度を底上げしている要因です。
2年間の学費と生活費
学部ごとに異なりますが、スタンフォード大学の授業料は年間で約53,151ドル($1=110円換算:約585万円)です。
2年間の学費は約106,302ドル(約1170万円)とされていて、2年間のアメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると1770万円程度は必要だと考えておきましょう。
Expands Financial Aid Program
非常に高額の授業料が必要なスタンフォード大学ですが、残念ながら留学生を対象とした奨学金の制度はありません。ただし、入学後に経済状況が悪いことを証明することで、返済不要の奨学金を借りることができる場合があります。また、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
参考元:
https://financialaid.stanford.edu/grad/aid/international.html
参考元:
https://en.wikipedia.org/wiki/Stanford_University
スタンフォード大学の特徴のひとつに在校生および卒業生の非常に多くがメディア業界や最新のIT企業の設立に関わっている点が挙げられます。また、スタンフォード大学があるシリコンバレーにはそういった事業の会社が多く立ち並んでいるのですが、それには明確な理由があります。それはシリコンバレーの父と謳われ、スタンフォード大学の教授でもあったフレデリック•ターマンが導入した産学連携です。彼の打ち出した政策が今の活気あるスタンフォード大学を形成しているとも言えるのです。今回はスタンフォード大学で行われている産学連携の仕組みを少し紹介します。
シリコンバレーの参学連携
当時のスタンフォード大学の優秀な学生は卒業すると、シリコンバレーを離れ、アメリカ東部の有名企業に就職していく流れがありました。当時、実業家でありながらスタンフォード大学の教授も兼任していたフレデリック•ターマンは可愛がっていた教え子たちが立派に巣立っていくのを誇らしく思いながらも、自身の事業にも貢献してもらえる術はないだろうかと考えていました。そこで打ち出したのが、学生と企業との産学連携です。スタンフォード大学の学生の高い学技術と企業産業を上手く結びつけることが出来れば、双方にとって循環率の高い相乗効果を生み出すのではないかと考えました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Frederick_Terman
それからターマン氏は自分の教え子たちに積極的に事業を興すことを奨励しました。同時に、彼が推奨する企業を優先的に大学に誘致することで、それらの企業にスタンフォード大学の学生の雇用を促したのです。さらに実業家でもあるターマン氏はスタンフォード大学の教授達に、仕事の一環としてこれら企業のコンサルタントをするように促しました。これにより学生、企業、教員の3方にとってメリットのある関係性を大学内部で構築することに成功します。
この産学連携により、大学の研究内容は飛躍的に企業から注目されやすくなり、ビジネスに関係のある研究には企業側は進んで研究資金を提供するような関係性が出来上がったのです。
故にスタンフォード大学の活気は今日もとても盛んであり、最先端のIT企業などはスタンフォード大学の所在地であるシリコンバレー周辺に拠点を置くという構図があるのです。現在のシリコンバレーがIT企業の都市として確立された背景にも、スタンフォード大学は大きな存在意義を示しているのです。
起業家、実業家、そして政界などを牽引する数々の著名人を輩出してきたスタンフォード大学。設立は1891年と他の有名大学と比較すると歴史は浅いですが、大学内で町を形成するほど広大なキャンパスや、産学連携により活発に行われるさまざまな最新技術の研究や開発など、あなたの好奇心や探究心を大きく刺激してくれる要素がたくさん詰め込まれています。
歴史の浅い大学だからこそ、これまでの常識に捉われないユニークな発想の数々が生まれてくるではないでしょうか。
名門であり難関校であることは間違いありませんが、あなたを大きく成長させてくれる環境であることは間違いないでしょう。
【S. Yamamotoさん】
Stanford(スタンフォード大学)MBAに合格しました!
TOEFL 目標達成 / 海外 難関名門大学院
S. Yamamotoさん
スタンフォード大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。