LIBERTY独自ランキング
RANKING
633 Clark Street, Evanston, IL 60208-1113, USA
LIBERTY トップ 100 大学ランキング 24位
ノースウェスタン大学は、1951年にイリノイ州シカゴに創立された私立大学です。もともとは、北西部領土の教育機関としてメソジスト派を中心にビジネスマンや弁護士などにより設立されましたが、今は学生を20,000人ほど抱える名門私立大学となりました。ノースウェスタン大学には、ミシガン湖沿いの広いエバンストンキャンパス、シカゴ市内のシカゴキャンパス、そしてカタールにサテライトキャンパスがあり、シカゴキャンパスは全米で最初の高層校舎として有名です。ノースウェスタン大学は環境に配慮したキャンパスとしても評価を受けており、新しい建物は再生可能なクリーンエネルギーを促進している建築物に付与されるLEED-certifiedの建物になっています。
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは11位、世界ランキングでは22位となっています。
参考元:
ノースウェスタン大学は、“committed to excellent teaching, innovative research and the personal and intellectual growth of its students in a diverse academic community”(卓越した教育、革新的研究、多様な学術社会における生徒の個人的かつ知的な成長へのコミット)をミッションとして掲げています。寄付金がとても多く、アメリカの大学の中で8番目の金額となっており、多くは研究費用に充てられています。
このように恵まれた環境で思い切り研究・勉強をすることができる機会を与えられた学生たちは、学んだ内容を生かしてあらゆる分野で世界に貢献してきました。
ノースウェスタン大学の大学院は、全部で約145のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に経営学、法学、ジャーナリズム学、医学、教育学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年9%ほどです。
名門私立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、人間性においても専門性においても世界に貢献できる人材を育成してきたノースウェスタン大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.92 |
ACT* | 33-35 | |
IELTS | 7.0+ | |
TOEFL/iBT | 90+ | |
SAT* | 1430-1550 | |
アメリカ大学ランキング* | 11位 | |
世界大学ランキング* | 22位 | |
学費+生活費* | $ 74,649 /年 | |
合格率* | 8.5% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
https://www.collegesimply.com/colleges/illinois/northwestern-university/
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/northwestern-university
ノースウェスタン大学の学生は約21%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Analytics
分析学 |
95 | 7.5 |
Artificial Intelligence
人工知能学 |
100 | 7.0 |
Biotechnology
バイオテクノロジー学 |
100 | 7.5
|
Business Administration(MBA)
経営学 |
100 (推奨スコア) | 7.0 (推奨スコア) |
Chemistry
化学 |
100 | 7.0 |
Communication
コミュニケーション学 |
100かつ
Speaking: 26 |
N/A |
Directing
監督学 |
80 | 7.0 |
Education
教育学 |
100 (推奨スコア) | 7.5 (推奨スコア) |
Engineering Management
工学マネジメント学 |
100 | 7.0 |
Information Technology
情報技術学 |
90 | 6.5 |
Interdisciplinary Biological Sciences
複合生物科学 |
90 | 7.0 |
Journalism
ジャーナリズム学 |
No minimum score required | No minimum score required |
Law (LL.M.)
法学(LL.M.コース) |
100 | 7.5 |
Law (J.D.)
法学(J.D.コース) |
N/A | N/A |
Learning Sciences
学習科学 |
100 | 7.0 |
Linguistics
言語学 |
Master: 80
PhD: 90 |
7.0 |
Mathematics
数学 |
100かつ
Speaking: 26 |
7.0 |
Medicine
医学 |
N/A | N/A |
Music
音学 |
Master: 85
Doctor: 95 PhD: 90 |
PhD: 7.0 |
Philosophy
心理学 |
90 | 7.0 |
Political Science
政治科学 |
100 | 7.0 |
Public Policy and Administration
公共政策管理学 |
100 | 7.0 |
Robotics
ロボット学 |
100 | 7.0 |
Sports Administration
スポーツ管理学 |
100 | 7.0 |
参考元:
(https://www.northwestern.edu/admissions/graduate-admissions.html)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
歴史ある名門私立大学の一つであり、恵まれた環境で勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるノースウェスタン大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ノースウェスタン大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
ノースウェスタン大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
・願書(オンラインの申請フォームを入力します)
・受験料
・学位の証明書(大学のもの。日本語英語両方)
・テストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア、GREまたはGMATのスコアが求められます)
・推薦状
・志望理由書
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(Graduate Schoolウェブサイトの「Application Requirements」ページ参照: https://www.tgs.northwestern.edu/admission/application-procedures/application-requirements/index.html)
提出期限
出願書類の提出期限はコースによって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、ノースウェスタン大学は学科によってEarly Decisionがあります。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、ノースウェスタン大学はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
https://www.northwestern.edu/admissions/graduate-admissions.html
知性と人間性に優れたプロフェッションを育て、さまざまな分野で世界に貢献してきたノースウェスタン大学の合格率は、大学院の場合、約20%となっています。
優秀なだけでなく、真実を追求し知的にも人格的にも優れた人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがノースウェスタン大学の合格への近道となります。
なお、コースやプログラムによって合格率は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
https://www.tgs.northwestern.edu/about/program-statistics/
2年間の学費と生活費
ノースウェスタン大学は私立大学なので、留学生の学費はかなり高めに設定されていて、東京大学の5倍以上の金額がかかります。
ノースウェスタン大学の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約$56,600ドル($1=110円換算:約623万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1846万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
https://www.northwestern.edu/sfs/tuition/graduate/index.html
奨学金
ノースウェスタン大学は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
参考元:
https://www.northwestern.edu/admissions/financial-aid-offices.html
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
最高水準の教育、研究環境を提供し、人間性・知性共に成長した多くの学生が大学で得た知識などで世界に貢献することをミッションに掲げているノースウェスタン大学。ノーベル賞受賞者も多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がノースウェスタン大学を卒業しています。
名門私立大学のひとつとして長い歴史を持つノースウェスタン大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
ノースウェスタン大学には、The Rockという大石があります。このRockは1902年クラスからの贈り物としてエバンストーンキャンパスに置かれており、以来ずっとノースウェスタン大学のサークルやイベントなどのビルボード的な役割を担ってきました。
また、学生たちによってさまざまなメッセージを書き残され、ペイントもされてきました。学生たちは何かイベントなどをやるときは、このRockにペイントをしようとするのですが、一度ペイントしたら丸一日は消してはならないという暗黙のルールがあり、いつも早い者勝ちです。そのため、ペイントしようとするときは、ライバルにRockを取られないように見張り、夜の間にペイントしないといけないそうです。それほど学生にとってRockの存在が大きいということですね。
https://www.northwestern.edu/studentaffairs/community/students/traditions.html
また、他の伝統として、ノースウェスタン大学は演劇学部にとても評判があり、何十年にもわたり、毎年学生のみにより大きなミュージカルを開催してきました。特に有名な演劇団体は“The Waa-Mu Show”と“the Dolphin show”で、この2つのグループからWarren Beatty、Laura Innesなどハリウッドやブロードウェイで活躍する俳優、オペラ歌手、脚本家などを輩出しています。
https://www.communication.northwestern.edu/programs/major_theatre
入学できたら、ぜひ一度このRockにペイントしたり、演劇を楽しんでみたりしてくださいね。
このように世界中から優秀な学生が集まってきた歴史あるノースウェスタン大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
アメリカで歴史のある名門私立大学の1つとして、国際社会において人間性も兼ね備えたプロフェッショナルな知識人たちを世に出してきたノースウェスタン大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、最高水準の研究施設、教育環境を提供しているノースウェスタン大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、新しい発明や文化的貢献をして世界に名を残すような方々と一緒に勉強したり、もちろん自らが世に影響を与える発明家や文化人となるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
ノースウェスタン大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。