LIBERTY独自ランキング
RANKING
70 Washington Square S, New York, NY, 10012, USA
LIBERTY トップ 100 大学ランキング 27位
ニューヨーク大学は、1831年にニューヨーク州マンハッタンに創立された私立大学です。当時の財務長官であったアルバート・ギャラティンが、広大で成長が著しいニューヨークには、地位や階級にかかわらず、すべての人にオープンな合理的で実践的な教育システムが必要であると考え、ニューヨーク大学を創建しました。ニューヨーク大学はアメリカで最も大きな独立研究大学であり、全米で最古の教育学部があるほど、長い歴史のある大学です。ニューヨーク大学は、アブダビや上海にも校舎があり、さらに11の国際教育センターや25か国以上に研究プログラムがあり、あらゆる国から留学してくる人もあらゆる国へ留学する人も多く、世界中にネットワークがある大学です。さらに、TwitterやIBMなどのテクノロジー企業と研究パートナーを組むなど、研究に力を入れています。
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは31位、世界ランキングでは29位となっています。
参考元:
ニューヨーク大学は、“to be a top quality international center of scholarship, teaching and research”(学術、教育、研究において最高のクオリティを提供する国際的センターであること)をミッションとして掲げています。そのため、ニューヨーク大学は各分野での秀でたリーダーたちを教授として採用し、優秀な学生を引きつけるプログラムを準備し、知的刺激のある環境を学生たちに提供してきました。
このように恵まれた環境で思い切り研究・勉強をすることができる機会を与えられた学生たちは、学んだ内容を生かしてあらゆる分野で世界に貢献してきました。
ニューヨーク大学の大学院は、全部で約175のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に法学、経営学、社会科学、数学、公共政策学、演劇学の分野で高い評価を得ています。なお、法学のうち、国際法、税法部門で全米ランキング1位を獲得しています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約20%です。
名門私立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、国際的な感性を兼ね備え、世界に貢献できる人材を育成してきたニューヨーク大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.6 |
ACT* | 29-34 | |
IELTS | 7.0+ | |
TOEFL/iBT | 100+ | |
SAT* | 1310-1510 | |
アメリカ大学ランキング* | 31位 | |
世界大学ランキング* | 29位 | |
学費+生活費* | $ 73,566/年 | |
合格率* | 20% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/new-york-university
ニューヨーク大学の学生は約33%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Biology
生物学 |
100 | 7.0 |
Business Administration(MBA)
経営学 |
No minimum score required | No minimum score required |
Chemistry
化学 |
100 | 7.0 |
Computer Science
コンピューターサイエンス |
100 | 7.0 |
DESIGN FOR STAGE & FILM
舞台・映像デザイン |
105 | N/A |
Education
教育学 |
100 | 7.0 |
Engineering
工学 |
90 | 7.0 |
Executive Master of Public Administration
上級行政学 |
109 | 7.5 |
Journalism
ジャーナリズム学 |
100 | 7.0 |
Law (LL.M.)
法学(LL.M.コース) |
100 かつ
Writing: 22 Reading: 26 Listening: 26 Speaking: 22 |
7.0 かつ
Writing: 7.0 Reading: 7.5 Listening: 7.5 Speaking: 7.0 |
Law (J.D.)
法学(J.D.コース) |
N/A | N/A |
Mathematics
数学 |
100 | 7.0 |
Medicine
医学 |
N/A | N/A |
Political Science
政治科学 |
100 | 7.0 |
Public Administration
行政学 |
100 | 7.0 |
Public Policy
公共政策学 |
100 | 7.0 |
Real Estate
不動産学 |
100 | 7.0 |
Social Work
社会福祉学 |
100 | 7.0 |
Sociology
社会学 |
100 | 7.0 |
参考元:
https://www.nyu.edu/admissions/graduate-admissions.html
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
歴史ある名門私立大学の一つであり、恵まれた環境で勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるニューヨーク大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ニューヨーク大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
ニューヨーク大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
・願書(オンラインの申請フォームを入力します)
・受験料
・学位の証明書(大学のもの。日本語英語両方)
・テストスコア(基本的にGREスコアですが、学部によってGMATのスコア等が求められます)
・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
・推薦状
・志望理由書
・履歴書
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(Graduate School of Arts and Scienceウェブサイトの「Admissions」ページ参照: https://gsas.nyu.edu/admissions/gsas-application-resource-center/2017-programs–requirements–and-deadlines.html)
提出期限
出願書類の提出期限はコースによって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、ニューヨーク大学は学科によってEarly Decisionがあります。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、ニューヨーク大学はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
https://www.nyu.edu/admissions/graduate-admissions.html
各学部がそれぞれ研究に力を入れ、卓越した人材を育て、さまざまな分野で世界に貢献してきたニューヨーク大学の合格率は、大学院の場合、コースやプログラムによって差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。なお、MBAの合格率は約23%となっています。
優秀なだけでなく、大学で培った国際性と知性で世の中に変革をもたらし、将来、世界に貢献できるようなリーダーシップのある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがニューヨーク大学の合格への近道となります。
参考元:
https://www.stern.nyu.edu/programs-admissions/full-time-mba/community/class-profile
2年間の学費と生活費
ニューヨーク大学は私立大学ですので、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
ニューヨーク大学の1年間の学費は、大学院の場合、約$31,773〜$106,296($1=110円換算:約350〜1170万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1300〜2960万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
奨学金
ニューヨーク大学は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
参考元:
https://www.nyu.edu/admissions/financial-aid-and-scholarships/scholarships-and-grants.html
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
リーダーシップのある多くの学生が大学で得た専門性を駆使して国際的に活躍するための世界最高水準の教育、研究環境を提供することをミッションに掲げているニューヨーク大学。ノーベル賞受賞者も多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がニューヨーク大学を卒業しています。
名門私立大学の一つとして長い歴史を持つニューヨーク大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
ニューヨーク大学の校章は銀色のトーチと4人の走っている人の姿が描かれています。このトーチは、“torch of learning”を象徴しており、学びの火が学問によって運ばれていることを示しており、
4人のランナーの姿は学びを求めて努力している姿を象徴しているそうです。また、下にはラテン語でニューヨーク大学のモットーである“Perstare et Praestare”と記載されており、これは「精励と優秀」という意味です。
https://en.wikipedia.org/wiki/New_York_University
ニューヨーク大学の学校カラーはバイオレット色(すみれ色)となっていますが、なぜ、バイオレット色になったかは諸説あります。最初の大学の建物の壁の周りやワシントンスクエアにたくさんのすみれが咲いていたからという説もあれば、すみれは古代の学びのセンターであるアテネと関係がある花なので、教育や知識のシンボルとしてふさわしいからという説もあります。
このように、バイオレット色となった所以は定かではありませんが、ニューヨーク大学のアスリートたちは1世紀以上、バイオレット色と白色のユニフォームを着用し続けており、「NYU Violets」がニューヨーク大学のスポーツチームなどのニックネームとなりました。
入学できたら、ぜひバイオレット色の服などを着てニューヨーク大学に通ったり、試合の応援に行ってみてくださいね。
このように世界中から優秀な学生が集まってきた歴史あるニューヨーク大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
アメリカで歴史のある名門私立大学の1つとして、国際的に活躍する専門性溢れたリーダー達を世に出してきたニューヨーク大学。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、最高水準の研究施設、教育環境を提供しているニューヨーク大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、世界に名を残すようなリーダーや文化人達と一緒に勉強したり、もちろん自らが世に影響を与える国際的なリーダーとなるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
【N.Oさん】
80日間のTOEFL PBT対策で200点アップ!ニューヨー…
TOEFL 目標達成 / 海外 難関名門大学院
N. O.さん
ニューヨーク大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。