英語をマスターして人生を変えるも世界を広げるも自分次第

英語をマスターして人生を変えるも世界を広げるも自分次第

 
英語を習得することで学業や仕事にメリットを与えるだけではなく、世界観や視野が広がると考える人もいることでしょう。しかし、英語をマスターしても行動を起こさなければその願いは叶いません。人としての成長を促すツールとしても活かしていきましょう。
 

英語が使いこなせるだけでは何もかわらない

 
TOEFL試験で大学受験に必要なスコアや、昇給のためにTOEIC試験で点数を獲得するという目的で英語を学び始める、もしくは再度学び直す人が大半ですが、海外交流を図り自身の成長につなげたいという理由から英語を操れるようになりたいと考える日本人もいます。
 
しかし、英語を習得しても日本から飛び出す日本人は少ないと言えます。
英語が話せるようになれば、やりたいと思っていたことでも、実際に行動を起こすとなると躊躇してしまう人が多いのです。
例えば、自身の目標とする英語力を手にしても、SNSを通じて外国人と交流する人や、積極的に海外を訪れ、異文化交流を図る人がどれほどいるでしょうか。
 
人は新しい世界に飛び出そうと考えても、居心地が良いと感じる快適な環境から抜け出すことは容易いことではありません。
日本という比較的安全な環境に、日本語という慣れ親しんだ母国語。日本人特有の性格に対応できるようにと構築してきたコミュニケーション能力。こういったものが海外では通用しないこともあり、億劫に感じてしまうのです。
 
外国人と交流を図れる英語力を手にしたからと言って、成し遂げたいという強い思いがなければ実際に広い世界を体感することはできないのです。
 

英語の学習過程にアドバンテージがある

 
英語は言語であるため、コミュニケーションツールということに変わりはありませんが、本格的な英語習得の課程においては、自身を人として成長させてくれるツールとしてのアドバンテージがあります。
 
英語力向上を図るためには、ネイティブとの交流が必要となります。
そのなかで、日本にはない生活様式や思考、近すぎて見えることのなかった日本という国の誇るべきところなどを知ることができ、深く考えさせられることもあります。
また、失敗を嫌う日本人の消極的な行動ではネイティブとの会話を行うことが出来ず、ミスを恐れずに挑戦する心が鍛えられます。
そして、英語力を向上させようと間違いを受け止め改善に向け学習をすすめるなど努力を積み重ねるといった成長につながる要素をいくつも取り込むことが出来るようになり、人として成長することができるのです。
 

まとめ

 
現状の快適な環境に依存していては、英語力向上も図れませんし、より多くのものを取り込むことはできません。
英語をマスターして何を成し遂げたいのかという意識が大切となるのです。