LIBERTY独自ランキング
RANKING
Camperdown NSW 2006 Australia
LIBERTYトップ100大学ランキング37位
シドニー大学は、1850年にオーストラリアのニューサウスウェールズ州シドニーに創立された公立大学で、オーストラリアで最初に設立された大学です。ニューサウスウェールズ州の議員であったWilliam Wentworthは、全ての階級の子どもたちが自分の育った街で優れて役立つことができる機会を与えたいとして、大学の創立を提案しました。そのため、他の大学に比べて極めて早く女性の入学を認めた大学のひとつとなっています。現在も、この理念の下、どんなバックグラウンドを持っていても才能ある学生には奨学金を与えるなどして、教育の機会を提供するようにしています。また、シドニー大学のキャンパスは、歴史的な建物と近代的な建物が調和された美しいキャンパスとしても高い評価を得ています。
Times Higher Educationによると、2020年のオーストラリア国内ランキングでは3位、世界ランキングでは60位となっています。
参考元:
シドニー大学は、“Leading to improve the world around us”(私たちの周りの世界を改善するように導くこと)をビジョンとして掲げ、進歩的な考えを持ち、古い習慣と関係を切り、現状に挑んできました。そして、世界中の大学と提携したり、MicrosoftやGEなどの世界的企業と協働したりすることによって、グローバルに社会に貢献できる製品、システム、サービスなどを生み出してきました。その結果、さまざまな分野で世界のあらゆる背景を持った人々に貢献できるリーダー達を輩出し、大統領やノーベル賞受賞者などを輩出してきました。
大学院は、全部で約400のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に腫瘍学の分野で非常に評価が高く、他にも、医学や人文科学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学入学の平均合格率は毎年約30%ほどです。
オーストラリアを代表する公立大学のひとつとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたシドニー大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.0 |
ACT* | N/A | |
IELTS | 6.5 | |
TOEFL/iBT | 85 | |
SAT* | N/A | |
アメリカ大学ランキング* | N/A | |
世界大学ランキング* | 60位 | |
学費+生活費* | $ 40,110/年 | |
合格率* | 30% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
https://www.gotouniversity.com/university/university-of-sydne
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-sydney
https://collegedunia.com/australia/college/620-university-of-sydney-sydney
シドニー大学の学生は約39%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Arts
芸術学 |
85 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
6.5 かつ
各項目6.0 |
Architecture, Design and Planning
建築、デザイン、計画学 |
96 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
7.0 かつ
各項目6.0 |
Biomedical Science (Cancer)
生物医学科学 |
96 かつ
Writing 22; Speaking 20; Reading 20; Listening 20 |
7.0 かつ
各項目6.5 |
Business Administration(MBA)
経営学 |
96 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
7.0 かつ
各項目6.0 |
Clinical Surgery
臨床外科学 |
85 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
6.5 かつ
各項目6.0 |
Economics
経済学 |
96 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
7.0 かつ
各項目6.0 |
Education
教育学 |
85 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
6.5 かつ
各項目6.0 |
Engineering
工学 |
85 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
6.5 かつ
各項目6.0 |
Global Health
国際保健学 |
85 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
6.5 かつ
各項目6.0 |
Law
法学 |
96 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
7.0 かつ
各項目6.0 |
Medicine
医学 |
85 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
6.5 かつ
各項目6.0 |
Medicine and Health
医学・健康学 |
96 かつ
Writing 25; Speaking 23; Reading 23; Listening 23 |
7.0 かつ
各項目7.0 |
Music
音学 |
96 かつ
Writing 22; Speaking 20; Reading 20; Listening 20 |
7.0 かつ
各項目6.5 |
Nursing
看護学 |
96 かつ
Writing 27; Speaking 23; Reading 24; Listening 24 |
7.0 かつ
各項目7.0
|
Public Policy
公共政策学 |
96 かつ
Writing 19; Speaking 17; Reading 17; Listening 17 |
7.0 かつ
各項目6.0 |
Surgery
外科学 |
96 かつ
Writing 22; Speaking 20; Reading 20; Listening 20 |
7.0 かつ
各項目6.5 |
参考元:
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
世界有数のオーストラリアを代表する公立大学であり、シドニーという国際都市で最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるシドニー大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。シドニー大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
シドニー大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
・願書(オンラインの申請フォームを入力します)
・受験料
・学位の証明書(日本語英語両方)
・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
・推薦状
・履歴書
・研究提案書(研究コースのみ)
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(シドニー大学ウェブサイトの「How to apply」ページ参照: https://www.sydney.edu.au/study/how-to-apply/postgraduate-research.html)
提出期限
Coursework:春学期−1月24日まで 秋学期−6月30日まで(コースによる)
Research:いつでも提出可能。ただし、Research periodの開始日が基本的に1月、3月、7月、10月の4回に分かれているので、基本的に、各コースの開始日の2週間前までに提出することになります。
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にオーストラリアに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、シドニー大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
https://www.sydney.edu.au/study/how-to-apply/application-dates.html
https://www.sydney.edu.au/study/how-to-apply/postgraduate-research.html
古い習慣に囚われずに新しい考え方を取り入れ続けながら、世界最高水準の教育・研究環境を提供し、さまざまな分野で世界に貢献してきたシドニー大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、現状の課題に挑戦し、世界のあらゆる人に貢献できるリーダーシップのある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがシドニー大学の合格への近道となります。
2年間の学費と生活費
シドニー大学は公立大学ですが、留学生の学費は高めに設定されています。
シドニー大学の1年間の学費は、大学院の場合、約36,000 AUD〜57,000 AUD (1AUD=75円換算:約270万円〜428万円)とされていて、オーストラリアでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1140万円〜1456万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
https://www.sydney.edu.au/study/study-options/fees-and-loans/tuition-fees.html
http://www.lse.ac.uk/study-at-lse/Graduate/fees-and-funding https://www.mastersportal.com/articles/1589/study-abroad-in-australia-tuition-fees-and-living-costs.html
奨学金
シドニー大学は、大学院留学生向けの奨学金の制度があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
①Vice-Chancellor’s International Scholarships Scheme
シドニー大学入学予定の優秀な大学院のcourseworkプログラム志望者向けの奨学金
https://www.sydney.edu.au/scholarships/e/vice-chancellor-international-scholarships-scheme.html
②University of Sydney International Strategic Scholarship
シドニー大学入学予定の優秀な大学院のresearchプログラム志望者向けの上海市による奨学金
https://www.sydney.edu.au/scholarships/e/university-sydney-international-scholarship.html
参考元:
https://www.sydney.edu.au/scholarships/international.html
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
国際都市シドニーで最高水準の教育・研究を提供し、リーダーシップを取って社会で活躍できる多才な人材の育成をミッションに掲げているシドニー大学。ノーベル賞受賞者をはじめ、さまざまな分野において世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がシドニー大学を卒業しています。
世界で名門公立大のひとつとして進化を続けるシドニー大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
シドニー大学のキャンパスには、美しい歴史的建造物など、芸術的なものがたくさんあります。
有名な建物であるGreat Hallは、1854年にロンドンのGuildhallなどをモチーフにして建てられたゴシックスタイルの建物で、卒業式や音楽フェスティバルなど多くのイベントで使用されてきました。ここで結婚式を挙げることもできるそうです。
ほかにも、南半球で一番古いNicholson Collectionという美術館があります。ここでは、世界中から集まった芸術作品や考古学的な作品を楽しむことができます。
また、このような古典的な建造物とは一線を画すアートが楽しめる場所として、Graffiti Tunnelというトンネルがあります。このトンネルは、ベトナム戦争時に、戦争に反対する学生たちが、Quadrangleの石の壁に絵や文字を書くようになってしまったため、学生たちが自由に書くことができる場所として認められました。このトンネルでは、今でも学生であれば好きなスローガンを書いたり、ストリートアートを描いたりすることができ、トンネルはグラフィティで埋め尽くされています。もし、何か書くときは、警備員に学生IDの提示を求められる可能性があるようなので、注意しましょう。
シドニー大学に入学したら、ぜひ勉強だけでなくキャンパスのさまざまな芸術にも触れてみてくださいね。
このように世界中から優秀な生徒が集まって成長し続けるシドニー大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非美しいキャンパスで刺激的で充実した学生生活を送ってください。
https://studentvip.com.au/usyd/main/maps/144311
オーストラリア最古の大学で、世界でも評価されている名門公立大学のひとつとして、最先端の教育研究を提供し、シドニーの中心地で多くの政治的リーダーや、世界で活躍する人たちを生み出してきたシドニー大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、階級などに拘らずに世界のあらゆる社会に貢献できる世界中の優秀な人々と勉強や研究するシドニー大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、世界的リーダーや発明家と一緒に勉強したり、もちろん自分が世界に貢献できる研究家や政治家などになるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
シドニー大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。