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セントルイス・ワシントン大学|TOEFL・IELTS スコア

ワシントン大学セントルイス校

One Brookings Drive, St. Louis, Missouri, 63130, USA

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 46位

概要

セントルイス・ワシントン大学は、1853年にミズーリ州セントルイスに創立された私立大学です。もともとは、セントルイスの事業家、政治家、宗教家たちが中西部の高等教育機関の不足を懸念してEliot Seminaryという名称で設立されることになりましたが、翌年、アメリカ合衆国の初代大統領ジョージ・ワシントンへの敬意を評してWashington Institute、その後、現在の名称に変更されました。中規模な大学ではありますが、大学ランキングでは常に上位にあり、「中西部のハーバード」と呼ばれているほどです。

 

Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは19位、世界ランキングでは52位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

セントルイス・ワシントン大学は、“to discover and disseminate knowledge, and protect the freedom of inquiry through research, teaching and learning.”(研究、教育、学びを通して、知識を、発見・普及し、研究の自由を保護すること)をミッションとして掲げ、大学は、広範囲で探究する習慣を奨励し、サポートしてきました。

このようなミッションの下、卒業生がノーベル賞を受賞するなど、世界的に貢献する優秀な学生を輩出してきました。アメリカの卒業生のうち最も年収が多い大学ランキングに何度も1位となったこともあります。

 

セントルイス大学ワシントン校の大学院は、全部で170以上のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に医学の分野で世界的に有名で、アメリカで最も入学の難しいメディカルスクールの一つで、遺伝子の研究ではアメリカで1位となったこともあります。他にも、療法学、社会福祉学、建築学の分野で高い評価を得ています。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約15%ほどです。

 

名門私立大学のひとつとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、知識の発見、普及等により世界に貢献することができる人材を育成してきたセントルイス・ワシントン校。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.92
ACT* 32-35
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 90
SAT* 1470-1570
アメリカ大学ランキング* 19位
世界大学ランキング* 52位
学費+生活費* $ 74,361/年
合格率* 15%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

参考元:

https://www.collegesimply.com/colleges/missouri/washington-university-in-st-louis/

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/washington-university-st-louis

 

大学院で必要とされる英語力


 
セントルイス・ワシントン校の学生は約20%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Architecture & Urban Design

建築・都市デザイン学

90 6.5
Biology and Biomedical Sciences

生物学・生物医科学

100 7.5
Business Administration (MBA)

経営学

No minimum score required No minimum score required
Education

教育学

90 6.5
Engineering

工学

90 6.5
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

No minimum score required No minimum score required
Law (J.D.)

法学(J.D.コース)

N/A N/A
Medicine

医学

N/A N/A
Music

音学

90 N/A
Physics

物理学

90 7.0
Public Health

公衆衛生学

100 7.0
Social Work

社会福祉学

100 7.0
Visual Art

ビジュアルアート学

90 7.5

参考元:

https://wustl.edu/admissions/

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

歴史ある名門私立大学の一つであり、研究大学として多くの実績もあるため、多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるセントルイス・ワシントン校に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ 

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。セントルイス・ワシントン校も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

セントルイス・ワシントン校の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・学位及び成績証明書(日本語英語両方)

・推薦状

・GREテストスコア

・英語力を証明するテストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア)

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online Application
  • Application fee
  • Transcripts
  • Letters of Recommendation
  • GRE Scores
  • English proficiency testing for International Applicants

(Arts & Science大学院ウェブサイトの「Application Process」ページ参照: https://graduateschool.wustl.edu/application-process)

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:10月14日〜翌5月15日頃(コースによる)
  • 合格発表の期間:12月10日〜翌6月20日頃(コースによる)

出願書類の提出期限はコースによって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。

特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、セントルイス・ワシントン校はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://wustl.edu/admissions/

 

セントルイス・ワシントン校の合格率


 
世界中の現代および次世代の生活水準を上げることで世界をリードしてきたセントルイス・ワシントン校の合格率は、大学院の場合、平均約19%となっています。コースやプログラムによって合格率は差がありますので、ウェブサイトで確認するようにしましょう。

優秀なだけでなく、リーダーシップがあり、生涯学習して知識を新たに身につけ、広めていくことができる創造性のある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがセントルイス・ワシントン校の合格への近道となります。

 

参考元:

https://graduateschool.wustl.edu/explore-data

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

セントルイス・ワシントン校は私立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。

セントルイス・ワシントン校の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約56,300ドル($1=110円換算:約620万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約250万円)も含めると2年間で約1740万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

 

参考元:

https://graduateschool.wustl.edu/tuition-costs

 

奨学金

セントルイス・ワシントン校は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

参考元:

https://ucollege.wustl.edu/tuition-aid/financial-aid/scholarships

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

 

著名な卒業生

学生が卒業後も学び続け、リーダーとして活躍することができる教育、研究環境を提供し、知識を広めることができる人材を育て、多くの学生がさまざまな分野で世界で活躍することができるよう導くことをミッションに掲げているセントルイス・ワシントン校。ノーベル賞受賞者も輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がセントルイス・ワシントン校を卒業しています。

 

  • Earl Wilbur Sutherland Jr.(ノーベル生理学・医学賞 / 1942年 医学博士号(MD)取得)
  • Steve Fossett(飛行士・世界初の無給油単独世界一周 / 1968年 経営学修士号(MBA)取得)
  • P. Wang(Taipei 101デザイナーの一人 / 1973年 建築学修士号(MA)取得)
  • Ebony Patterson(ビジュアルアーティスト / 2006年ビジュアルアート学修士号(MFA)取得)
  • Alicia Graf Mack(ダンサー / 2010年 非営利マネジメント学修士号(MA)取得)

 

トリビア

名門私立大学のひとつとして長い歴史を持つセントルイス・ワシントン校には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。

 

セントルイス・ワシントン校では、毎年、Thurtene Carnivalというアメリカで最も古く大きい学生が運営するカーニバルが開かれます。このカーニバルは、1907年から続いている伝統で、選ばれた13名のThurtene Honoraryが主に運営をし、彼らはHonoraryであることの目印として、黄色いジャケットを来ているらしいです。このカーニバルでは、本当のサーカスのように、乗り物やパフォーマンスなどを楽しめるようになっています。

このThurtene Honorary以外にも、フラタニティやソロリティをはじめとする学生グループも食べ物を売ったり、パフォーマンスをしたりするブースを出します。そのブースは毎回テーマを決めて作られており、同じブースは5年以上は使わないようにしているらしいです。

そして、カーニバルが終わった時には、素晴らしい団体には、ベストブース賞やベストフード賞などの賞が授けられます。

入学できたら、ぜひこのカーニバルに参加したり遊んだりして楽しい時間を過ごしてみてくださいね。

 

このように歴史あるセントルイス・ワシントン校には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

参考:http://www.thurtene.org/

 

まとめ

アメリカで歴史のある名門私立大学の1つとして、学生たちが、大胆に、独自の力で、想像力を使って自分が得た知識を広めて国際社会で成功することができるように導いてきたセントルイス・ワシントン校。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供しているセントルイス・ワシントン校で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来世界のリーダーや発明家と一緒に勉強したり、もちろん自らが国際社会で活躍する企業のトップや研究者となるかもしれませんね。

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

 

セントルイス・ワシントン校への留学を目指しているみなさんへ


 
セントルイス・ワシントン校をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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