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【LIBERTY大学紹介】香港大学|TOEFL・IELTS スコア

香港大学

9/F, Knowles Building Pok Fu Lam Road, Pokfulam, Hong Kong Island, Hong Kong

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 50位

概要

香港大学は、1911年に香港政庁が香港の西貢区に創立した公立大学で、香港最古の高等教育機関です。もともとは、1887年に創立された香港医科大学(香港西医書院)が前身となっており、後に香港大学の医学部となりました。1910年に香港総督フレデリック・ルガードが、中国本土の大学に負けないレベルで、産業革命以降、技術進歩が著しい西洋の成功の秘密を学ぶことができる大学を創設したいという願いで設立を計画しました。そのため、マンチェスター大学がモデルとなって設立されたと言われています。現在は、最もインターナショナルな大学のひとつとして学生を留学させたり、多くの教授を海外から招いて授業を行なったりして、アジアを代表する大学として高い評価を得ています。

 

Times Higher Educationによると、2020年の香港内ランキングでは1位、世界ランキングでは35位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

香港大学は、“to deliver impact through internationalization, innovation and interdisciplinary;  to attract and nurture global scholars through excellence in research, teaching and learning, and knowledge exchange; and to make a positive social contribution through global presence, regional significance and engagement with the rest of China.”(国際化、変革、学際を通してインパクトを与えること、卓越した研究、教育、知識共有によって国際的な識者たちを魅了、育成すること、そして、国際展開、地域での存在感、中国との協力を通して積極的に社会に貢献すること)をビジョンとして掲げ、国際的かつ包括的な教育・研究環境を提供することで、学生たちが知的にも人間的にも能力を完全に発揮することができるように導いてきました。このようなビジョンの下で勉強した学生たちは、国際マインドを持ったリーダーや研究者として世界の最も難しい課題を解決してきました。

 

大学院は、全部で約150のプログラムを提供しており、さまざまな分野を網羅しています。特に歯学、教育学の分野が有名であり、他にも、人文学、経済学、経営学、言語学で高い評価を得ています。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学入学の平均合格率は毎年約10%ほどです。

 

アジアを代表する公立大学のひとつとして、世界中から来る多くの学生に最先端の研究施設と教育環境を提供してきた香港大学。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.5
ACT* N/A
IELTS 6.0
TOEFL/iBT 80
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 35位
学費+生活費* $ 30,030/年
合格率* 10%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

 

参考元:

https://www.gotouniversity.com/university/the-university-of-hong-kong

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-hong-kong

https://collegedunia.com/hong-kong/college/720-the-university-of-hong-kong-pokfulam

 

大学院で必要とされる英語力


 
香港大学の学生は約44%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、英語で行われている主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Architecture

建築学

80 6.0 かつ

各項目5.5

Business Administration

経営学

80 6.0 かつ

各項目5.5

Computer Science

コンピューターサイエンス学

80 6.0 かつ

各項目5.5

Dentistry

歯学

80

 

6.0 かつ

各項目5.5

Economics

経済学

90 7.0 かつ

各項目6.5

Education

教育学

80 6.0 かつ

各項目5.5

Engineering

工学

80 6.0 かつ

各項目5.5

Global Management

国際マネジメント学

80 6.0 かつ

各項目5.5

Laws

法律学

97 7.0 かつ

各項目6.5

Linguistics

言語学

80 かつ

Writing 25

7.0 かつ

各項目5.5

Nursing

看護学

80 6.0 かつ

各項目5.5

Public Administration

行政学

80 6.0 かつ

各項目5.5

Social Sciences

社会科学

80 6.0 かつ

各項目5.5

参考元:

https://aal.hku.hk/tpg/programme-list-2021

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

国際的、学識的であり、最先端の教育環境で勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくる香港大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ

 

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。香港大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

香港大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・成績証明書

・卒業証明書

・TOEFLまたはIELTSスコア

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application form
  • application fee
  • an official/certified copy of final transcript
  • official/certified copies of graduation certificate
  • TOEFL / IELTS official score report

 

参考元:

https://aal.hku.hk/tpg/programme-list-2021

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:10月22日〜翌6月30日頃
  • 合格発表の期間:記載なし

出願書類の提出期限はコースによって異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。

特に香港に在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、香港大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://aal.hku.hk/tpg/programme-list-2021

 

香港大学の合格率


 
国際化、変革、学識をキーワードに最先端の教育、研究の場を提供し、世界に貢献してきた香港大学の合格率は、大学院の場合コースやプログラムによって異なりますが、公表されていません。

優秀なだけでなく、クリティカルに未知のことも探求していく知的にも人間的にも能力の高い人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することが香港大学の合格への近道となります。

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

香港大学は、留学生の学費はかなり安めに設定されています。

香港大学の1年間の学費は、大学院の場合、約HK$ 42,100 (1HK$=13円換算:約55万円)とされていて、香港での生活費(居住と生活費で年間で約250万円)も含めると2年間で約610万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

 

参考元:

https://aal.hku.hk/tpg/programme-fee-and-payment

 

奨学金

香港大学には、研究志望の留学生向けの奨学金の制度があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

① HKU Presidential PhD Scholarship

香港大学による大学入学予定の優秀な博士課程志望の学生向けの奨学金

https://www.gradsch.hku.hk/gradsch/prospective-students/scholarship-funding-and-fees#1

 

② Hong Kong PhD Fellowships

University Grants Committeeによる香港大学入学予定の優秀な博士課程進学予定の学生向けの奨学金

https://cerg1.ugc.edu.hk/hkpfs/index.html

 

③ Postgraduate Scholarship (PGS)

香港大学による大学入学予定の優秀な研究志望の学生向けの奨学金

https://www.gradsch.hku.hk/gradsch/prospective-students/scholarship-funding-and-fees#4

 

参考元:

https://www.gradsch.hku.hk/gradsch/prospective-students/scholarship-funding-and-fees

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

著名な卒業生

人格的にも知的にも素晴らしく、社会にポジティブな影響を与えることができる人材の育成をミッションに掲げている香港大学。世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人が香港大学を卒業しています。

 

  • Ann Hui(映画監督 / 1972年英文学、比較文学修士号(MA)取得)
  • Jasper Tsang(政治家 / 1983年教育学修士号(MEd)取得)
  • Wong Chi Hang Sara(ビジュアルアーティスト / 1994年 景観設計学修士号(MS)取得)
  • Vivian Li(癌研究フューチャーリーダー賞受賞 / 2008年病理学博士号(PhD)取得)
  • Sarah Liao(前香港政府環境運輸工務局長 / 1984年 コミュニティ医学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

香港で一番歴史のある香港大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。

 

香港大学では、伝統的に、学生たちはGPAが3.0を超えるようにと”superpass wish”を赤い紙に書いて、良いGPAを取れるようにと願掛けて”Superpass meals”という食事を食べます。学生自治会が幸運グッズやクーポンなどを学生に配るそうです。

他にも、CentennialキャンパスにあるThe Chi Wah Learning Commonsという学習スペースがあり、24時間空いているため、多くの学生が試験前にここで一晩中勉強しています。静かな勉強スペースやゆったりしたソファやゆったりした椅子などもあり、この学習スペースは“GPA4.0のゆりかご”と呼ばれています。

香港大学は、他にもこのように色々な伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら是非さまざまな伝統にあやかって良い成績を取ってくださいね。

 

このように香港最古の大学として歴史ある香港大学には、学生のモチベーションをあげる伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、ぜひ多くの伝統や言い伝えを楽しみながら、刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

参考:https://www.visitorcentre.hku.hk/index.php?route=blog/article&article_id=93

https://suenchisunhall.wixsite.com/suenchisunhall/hall-function

http://www.les.hku.hk/teaching-learning/learning-space/chi-wah-learning-commons

 

まとめ

香港の由緒ある名門公立大学として常に香港だけでなくアジアをリードしてきた香港大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、世界中のグローバルなマインドを持った優秀な人々と香港大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来は、世界に変革や国際化をさらに進める国際リーダーや研究者と一緒に勉強したり、もちろん自分が世界で活躍する発明家や事業家になるかもしれませんね。

 

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

 

香港大学への留学を目指しているみなさんへ


 
香港大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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