英語初心者が英単語や英文法を暗記よりも意識すべき理解速度

英語初心者が英単語や英文法を暗記よりも意識すべき理解速度

 
英語学習をリスタートさせる人は、とりあえず感覚で英単語や英文法を暗記することでしょう。英語習得の目的から逆算して学習計画を練ることも大切となりますが、初心者の方は英単語や英文法を暗記するよりも理解スピードの向上を目指すことに比重を置きましょう。

英単語や英文法暗記の必要性

英単語や英文法の知識量が低ければ、当然外国人とのコミュニケーションで躓くこととなり、英語学習でも辞書と隣り合わせでテンポよく進めていくことが困難となるため、英単語や英文法の知識量というのは基本的に必要となります。
 
中学レベルと高校レベルのある一定量の単語数を身に付ければ外国人との会話に困ることはないのですが、単語や英文法のインプットを行い続け必要以上に語彙力を高めようとする傾向にあり、英語を使いこなすことのできない英単語博士となってしまう学習者が日本には多くいます。
 
英語初心者の方は必要範囲内の単語量暗記に留め、英語を構築する能力、見て聞いて瞬時に英語の内容を把握できる理解力といった、使うことを想定した学習に切り替えていきましょう。

理解速度を高めるために重要なポイント

聞き取った英語を理解し、自身の主張したい事柄を考え発言する際には、読書のように自分のペースでゆっくりと解釈し意見をまとめている時間はありませんし、試験にしろ、論文提出にしろ、読み書きが遅くなれば時間効率も悪くなります。
総合して英語力と呼ばれるListening／Speaking／Reading／Writingの4技能を操るためには、必ず理解速度というものを意識し改善しなくてはなりません。
 
そして、理解速度低下の原因は英語の知識量ではなく、日本語に介した日本語英語となります。単語やフレーズを覚えることで理解速度をカバーすることもできますが、暗記した英文法も英語→日本語→英語といった無駄な工程では、カバーできる時間も微々たるものです。さらにイレギュラーなケースでは素早く対応することはできません。
 
そのため、日本語同様にダイレクトに英語という言語を受け止められるようにトレーニングを積む必要がありますが、英語脳を養うにも英語の構造や規則といった基礎を知らなければ効率も悪くなってしまいます。
 
この基礎を学んでいない日本人は、英語が難しいと苦手意識を抱いたり、一向に向上しない英語力に悩まされることになります。一方で本物の基礎を身に付けることで、難解と感じていた英語の組み立ても本質から理解できるようになり、さらに費やした分だけ身になる英語力が自信となり、英語を学びたいという意欲にもつながります。
基礎を習得しているか否かで英語という語学に対して雲泥の差が生まれてしまうのです。
 
使えない英語から本格的な生きた英語へと昇華させたい方は、英語の本物の基礎を身に付けることのできる英語学校LIBERTYの無料カウンセリングを受けてみてください。

まとめ

英語への理解能力は試験でも優位になりますが、英語でのコミュニケーション能力に直結するものです。
英語を使いこなしたいという気持ちで英語学習をリスタートさせる初心者の方は、その目的を見失わずに、目標を達成できる英語力を身に付けられる学習方法を精査することが大切となります。