英検の勉強法
EIKEN Study Tips
英語学習となると完璧でなくてはならないといった意識が働き、何かと間違いに敏感になる学習者もいます。英単語を暗記していく中でスペルの綴りに囚われることで、優先すべき能力を見失い英語習得失敗につながるため、綴りの必要性について考えてみましょう。
間違っているよりも正確な方が良い。
これは勉学に限らず、どんな事柄にも当てはまることでしょう。
そして、英単語の暗記学習の中で、スペルの綴りを正しく書くことができる。
このことに関しても、できないよりも、できた方が良いというのは当然の見解です。
しかし、重要度というものを考えた時に、単語の意味を理解することや発音を知ることに比べてしまうと、やや低いと捉えるべきでしょう。
書くということは記憶の定着率とも関係があり、書いて覚えていくことが悪いというわけでもなく、蔑ろにして良いというわけでもありません。
あくまでも優先順位の話であり、最も問題となるのは綴りの正確性に固執して、英語学習の次なるステップに進めないというところにあります。
大学受験の合否やTOEFLなどの試験スコアに影響があるため、スペルの正確性も重要であると考えられますが、英語をマスターするという長期的な視点から見ていくと優先的に向上させなければならない能力があります。
英単語の綴りはネイティブでも間違えます。また簡単に言ってしまうのであれば、日本人でも漢字検定1級レベルの複雑で難しい漢字は読めても書ける人というのは少なく、大半の人は書けるようにと必死に勉強に励むことはないでしょう。
また、パソコンが主流となり手書きで文章を作成する機会も減少傾向にあり、変換機能があるため漢字を正確に書けなくても支障のない時代に変化しつつあります。そして、英語もスペルチェック機能を用いることで、スペルの正誤を洗い出すことができるため、他の能力を後回しにしてまで綴りの正確性を追い求めることもないのです。
生きた英語というのは机相手だけでは成立しません。英語は言語であり、英語を構築する能力、発音知識を高め聞き取れる力など、人とコミュニケーションを図れる能力向上を優先として英語学習に取り組むことが大切となります。
綴りの正確性の影響をダイレクトに受ける能力はライティングスキルだけです。
スペルを正しく書けないことに頭を悩ませ、英語が出来ないと悔やむ時間は惜しいのです。
それよりも日本人が苦手とする英文法の構築や、英語力向上を阻む日本語英語からの脱却を目指して学習に励むことをおすすめします。
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