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洋楽を用いた英語学習方法から効果を得られず失敗する理由

2020/11/07

洋楽を用いた英語学習方法から効果を得られず失敗する理由

 
英文法や英単語、発音の聞き取りといった多角的な面から英語知識に触れることができ、英語に慣れ親しむ学習方法としても用いられる洋楽を使用した英語学習方法。効果的に取り入れられる人も多い勉強方法ですが、効果を得られず失敗につながる理由もあります。
 

万人受けする洋楽使用の英語学習

 
英語が難しいと感じ苦手意識を抱くものの、洋楽は好きで聞いているという日本人が多いように、洋楽は英語の抵抗感を緩める役割もあります。
行動を起こさなければ英語を取り込むことが出来ない日本国内において、英語を習慣化し身近に感じることのできるツールの一つであり、気軽に取り組みやすい学習方法でもあります。
 
ただし洋楽を用いた学習方法で得られるものがあったと感じる方がいる一方で、長く続けることが出来ない、効果を感じられず失敗に終わるケースというのはもちろんあるのです。
 

洋楽英語学習が失敗する理由

 
そもそも英語の音というものは、知識がなければ謎の音声にすぎません。
そのため、発音知識が低い方は発音学習というよりも、英語に親しみを抱くという感覚で初期段階では取り組むのが良いでしょう。
 
シャドーイングやディクテーション英語学習を用いて、ある程度英語の音が理解できるようになったら洋楽から発音や文法といったものに意識を向けた学習方法を行うことができますが、ここでも注意すべき箇所があります。
 
まず、英語の音をただ聞いているだけでは効果的に英語力向上を図ることはできません。
日本語でも意識を向けなければ右から左に流れてしまうように、母国語ではない英語となればなおさらです。ただ音楽を楽しんでいる状況と変わらなくなってしまうため、学習方法として用いていることを忘れないことが大切です。
 
また、邦楽でも歌詞となると言い回しや表現方法など日常生活では使わないものや、「瞬間
」と書いて「いま」と読むなど、誤った文脈や文法を用いても誰も気にすることはありません。むしろ世界観が出ていて素敵だと感じることでしょう。
このように洋楽でも優先的に覚えなくても良い文章や、誤った情報を吸収してしまう可能性もあるため、使用する楽曲を選んでいく必要があります。
 

まとめ

 
万人受けする学習方法であっても、自分に合うとは限りません。
そもそも音楽に興味がなければ、洋楽を用いた勉強方法に取り組むよりも、映画に興味がある方は、海外ドラマや洋画を取り入れた学習に移行する方が最善の選択とも言えます。
また、Listening/Speaking/Reading/Writingの基本能力が備わっていない段階では効果的に英語力を上達させることも難しいため、レベルが高いと感じた場合は基礎能力値を高めてから取り組みましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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