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ペラペラを目指す前に英語が通じないケースについて考察

2020/12/03

ペラペラを目指す前に英語が通じないケースについて考察

 
初級者であろうと上級者であろうと英語が通じないという状況に遭遇することはあります。文法に発音などネイティブと同等の英語力を身に付けることで解決するかもしれませんが、ペラペラを目指す前に英語が通じないケースについて細分化して考えてみましょう。
 

日本寄り過ぎる発音

 
英語が通じないということは単純に英語知識が低いということが考えられます。
英語が不得意な日本人が相手となれば、会話を交わす外国人も頭をフル回転させあなたの言いたいことを読み取ってはくれようとしますが、発音が悪すぎて英単語すら聞き取ることが出来ない、文法がめちゃくちゃすぎて推測で解釈していくため語弊が生じるといった状況は起こり得ます。
 
また、和製英語などそのまま使用すれば通じないこともありますし、カタカナ英語での発音はピンともこないこともあります。YouTubeなどでも外国人にカタカナ英語は通じるのかといった検証動画が配信されており、外国人が困惑し発話されている英単語から意味に至るまで紐解こうとしている様子から、相手に通じないというのは明白なのです。
そのため、シャドーイングやディクテーション学習で発音強化に努める事、英単語や英文法知識を高めることは、試験英語だけではなく通じる英語を目指す学習者にとっては必須と言えます。
 

英語知識が豊富でも伝わらないケース

 
英語知識が豊富であれば英語が伝わる可能性が高まりますが、試験対策のための英単語や英文法の暗記に特化した学習方法が仇となり、上級者でも相手に通じないという状況が作り上げられてしまうこともあります。
 
日本の大学受験では日常会話では使用しないような難しい言葉が多く使われます。そして、問題集や参考書で分からないところがあれば辞書を利用することも多く、書き言葉に触れる時間の関係、他言語という意識が強すぎて完璧を追い求めてしまうといった理由からも、日本人は伝える英語よりも相手に伝わらないマイナーな英語知識を吸収してしまう傾向が強くもあります。
そのため、簡単な英文法で表現できるフレーズも難しい言葉で発信してしまい、相手に伝わらないという失敗をやりがちになってしまうのです。
 

まとめ

 
日本人は英語レベルに関係なく、ネイティブレベルや完璧を追い求めてしまう傾向にあります。TOEICやTOEFLといった試験でのハイスコア獲得には知識があった方が良いのは当然なのですが、英語でコミュニケーションを図るためには伝わるに意識を向けた学習も必要となります。
また、自信がないことで早口や声が小さくなってしまいがちとなり、相手が聞き取れないというのも原因の一つとなりますので、伝わる英語を意識するのであれば英語力だけではなく自分の英語を客観的に見てみることもおすすめです。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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