英検の勉強法
EIKEN Study Tips
高校、大学の入学試験や留学、就職・転職活動、など様々な場面で活用できる英検ですが、ダブル受験をする人も少なくありません。わざわざ同じ日に二つも受験することのメリットとは何なのか、2級と準1級をダブル受験するケースを例に見ていきたいと思います。
2級と準1級をダブル受験する場合、準1級が午前に、2級は午後に試験があります。一日に二つの試験を受け、試験疲れする恐れがあることから、本命は午前中に受験する方が望ましいでしょう。とはいえ、午前中に試験を受けておけば、試験や会場の雰囲気などにある程度慣れるため、午後の試験は比較的リラックスした状態で受けることができ、合格に繋がりやすいのです。
ダブル受験するうちの下の級は合格するために受験し、もう一方の級は落ちる覚悟で受ける、という方がおられます。これは、次回その級を受けるための予行練習をしているような感覚です。問題の傾向や雰囲気を掴むことは、次に受験する際に合格に繋がりやすいため、下準備として受けているようです。
例えば、高校、大学の入学試験や留学、就職・転職活動、などに英語力の証明として英検を活用したいと思っている人で、その提出日などが差し迫っている場合にはダブル受験をおすすめします。本命は準1級だとしてもこれに落ちてしまうと折角の英語力を証明できませんから、その保険として2級も受験した方が良いでしょう。
ダブル受験はメリットもありますが、当然のことながらデメリットもあり、1日中拘束されるため、忙しい社会人には不向きです。また、どちらも不合格であった場合には、人によっては英語が嫌になるくらい落ち込むことになるかもしれず、一つずつ着実にこなしていきたい方は、本命の級だけ受けるようにしましょう。
英検をダブル受験することにはいくつかメリットがあります。例えば、場慣れやコンディション作りに繋がったり、上級は落ちて当たり前とし次回のための予行練習としたり、本命が不合格であった場合の保険ともなります。
ただし、どちらも不合格となると人によっては英語が嫌いになるほど落ち込むことも…。「大学の入試や就職活動でどうしても英語力を証明するものが必要」といった特殊な事情がない限りは、一つずつ着実に受験していくようにした方が良いでしょう。
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