英検の勉強法
EIKEN Study Tips
英語をマスターするためには毎日の勉強が大切。という言葉を英語学習者向けの情報サイトなどで一度は目にしたことがあるでしょう。多忙の中で大事とされる取り組みが出来なければプレッシャーにもなります。英語習得に毎日勉強が必要なのか考えてみましょう。
英語を習得するためには、基礎的な知識を高めるために英単語や英文法を暗記するインプット学習を行わなければなりませんが、暗記一辺倒の学習方法では発話する際に脳内からインプットした知識を思い出し、さらに発音のアクセントはこの部分であるから…と頭で考えていかなければ話せない英語が身に付いてしまいます。
これではレスポンスも遅くなりますし、全てを脳で補おうとすれば脳内のデーターベースもパンクしてしまいます。
そのため、日本人が母国語の日本語を話す時と同じ感覚で英語を操れるように英語の回路を構築してあげる取り組みが必要となります。
そして、そのためには脳だけではなく体に染み込ませ、記憶に定着させるために何度も繰り返し英語に触れていくことが大事でもあるのです。
繰り返し英語学習を行う事で、すぐに忘れてしまう短期記憶から、記憶に長く残る長期記憶に移行することができ、箸の持ち方や自転車の乗り方といった感覚的に操れる記憶に変化させていくことが出来ます。
こういった事から英語を習得するためには毎日の学習が大切と言われているのです。
多忙な社会人や学生には「毎日なんて無理だよ…」といった感情を抱く人も多い事でしょう。そして中には毎日学習を行わなければとプレッシャーを感じ、睡眠時間を削り無理に勉強を行ったり、実行できなければ自己嫌悪に陥り英語学習へのモチベーションが低下してしまう方もいます。
英語を勉強するとなると、机に向かって問題集や参考書に取り組むというイメージが強いでしょうが、通学や通勤時間に英語リスニングを行ったり、寝る前に自分の好きな英語本を手に取り多読学習を行ったりする事も勉強であり、英語時間に含まれます。
また、毎日というのは大げさな例えであり、体調が悪ければ良質な学習を行えないため「毎日」という言葉に囚われ無理な学習は逆効果であると理解し、頻度だけではなく質を意識した英語学習に取り組みましょう。
英語を身に付けるためには英語時間をできるだけ作り、繰り返して記憶していくことが大切です。そして、ガッツリ何時間も疲労困憊するまで勉強が必要というわけでも、毎日必ず行わなければ習得できないというわけでもありません。
英語学習にプレッシャーを感じ挫折しては元も子もないのです。
少しの時間だけだとしても英語と触れる日にちを増やし、体や精神に負担をかけ過ぎずにできる範囲で英語学習に励みましょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。