親の自己満足にならない様に！低年齢での英語学習の重要度

親の自己満足にならない様に！低年齢での英語学習の重要度

 
親としてお子さんのために将来役立つことを学ばせたい。というケースは増えています。体操や水泳教室にピアノにバレーなど多くの習い事がある中で、近年では英語やプログラミング教室にお子さんを通わせる親御さんがいますが、お子さんの習い事は親の自己満足にならない様にしましょう。低年齢での英語学習の重要度についてお伝えします。
 

低年齢の英語学習

 
どのような分野においても、低年齢から取り組むと成長が早くなり力が付きやすいといった事をインターネットなどの情報サイトで目にしたことのある親御さんは少なくはないはずです。
 
体を動かすことが好きなお子さんであれば、体育やリトミックに水泳教室など健康的に運動して健康的な肉体を作り上げていくことができる。ピアノやバイオリンにバレエなど感性を高め感受性を高めるなど、さまざまの習い事があるため、お子さんが興味のあるものに通わせるケースは稀ではありません。
 
また近年では、英語やプログラミングといった時代に必要とされる能力を早期学習で力を付けさせてあげたいという親御さんもいらっしゃいます。ですが、習い事も1つ2つ程度通うとしてもお子さんがストレスを感じるケースがあります。
 
出来ない事での苛立ちなどを抱えるお子さんもいらっしゃいますので、無理に通う必要性はないのではないでしょうか。それこそ、本格的に英語を学ぶとしたら小学生など学校の授業で学ぶことの楽しさを知ってからでも遅くはありません。嫌いにならないように楽しませるのも親の務めでもありますので、将来役に立つから早くから習わせようとするのではなく、お子さんが本当に好きなのか見極めてあげるのも大切です。
 

継続ビジョンを持って取り組むことが大事

 
英会話スクールなどに通うお子さんの中には、3歳頃から週1回程度の授業を受けますが、英語で歌ったり踊ったりなどの遊びが基本的な授業スタイルですので高い英語力が養われるというよりも、耳から英語を取り込み聞くことへの抵抗をなくすといったイメージが強いものです。
 
そのため、必ずしも幼児から英語学習を始めることが将来的にプラスになるかといえば、多少の利はあるでしょうが、中学・高校まで英語スクールに通い続けなければ意味がないと言えるでしょう。
 
親御さんの中には低年齢だけでも英語に慣れてくれれば、いずれ英語が話せるようになるといった意識もあるかもしれませんが、実際には小学校・中学校で日本語学校に通えば、英語を使う意識は薄れていくことでしょう。ですので、継続させられるようなビジョンを持つことも低年齢学習には必要となります。
 

まとめ

 
グローバルな現代を生き抜くお子さんたちは、英語学習やプログラミングといった能力を向上させることで、将来に役立つスキルを習得できる可能性もあります。
しかし、低年齢で習い事を止めてしまうケースは非常に多く、本格的なスキルを習得する前に止めてしまえば忘れるのも早いのです。また、お子さんが通うことが嫌なのに延々と続けさせられストレスを大きく抱えてしまうことで、勉強嫌いのきっかけにもなってしまいます。親御さんが良かれと思って通わせることがデメリットとなるケースもあるので、低年齢の習い事はしっかりと親御さんが見極めることも大切なのです。