オンライン英会話フリートークの話題は学習という枠で収めない

オンライン英会話フリートークの話題は学習という枠で収めない

 
オンライン英会話や英会話スクールでは教材に沿って展開されるレッスンと、フリートークで英会話力を磨いていく時間に分かれているケースがあります。余すことなく効果を取り込みたいのであれば、フリートークの話題は学習という枠に収めないことをオススメします。
 

学習を話題とするフリートーク

 
オンライン英会話を利用している人の中にはフリートークの話題がなくて困ってしまうという人も少なくありません。
先生が話を振ってくれることもありますが、せっかく費用を支払って英語を学んでいるのですから、受け身のレッスンではなく、自身に必要な英語力の成長につながる内容を積極的に投げかけることが大事でもあります。
 
身近なコンテンツやツールを用いることで話題というのは簡単に探すことができますが、英語学習という観点からテーマを決めていきたいのであれば、前回英会話レッスンで行った内容を復習して、理解が曖昧だと感じる箇所を尋ねるとよいでしょう。
 
また、自習による英語学習での疑問、日常で見聞きして使いどころが分からない表現やフレーズなど、メモに書きとめ質問していくことで、話題というのは簡単に作りだすことができます。不明点を解決することで知識が蓄えられていきますし、一度触れた内容をもう一度振り返ることで、記憶に残す反復学習にもなりますので、知識向上の学習を目指している人にはオススメです。
 

リアルな英会話をものにするために

 
講師と生徒という関係は崩すことはできないため、リアルな英会話を忠実に再現することは叶いませんが、リアルな英会話を想定したフリートークで英会話に慣れるための経験を積むことは可能になります。
 
英語学習での不明点を尋ねるのも良いですが、英語で会話をするというのが英会話スクール本来の目的となる学習方法になるため、コミュニケーションを意識したフリートークを考え提案していくことで充実した活用ができるでしょう。
 
その際の話題探しですが、簡単な方法は日常生活の中から探すことです。1週間の出来事を振り返ることで話のネタを抽出することができます。ただし、尋ねるだけが英会話ではありませんので、週末何を過ごしたのか、趣味はあるのかなど、定番の質問に関しては聞き返されても答えられるように整理しておくとよいでしょう。
 
ビジネス英会話力の向上を考えている方は、スマホがあれば時事ネタをニュースから得ることができ、日本語版と英語版の両方があるコンテンツを利用することで、知らない語彙や表現を学ぶことも可能になります。
ただし、社会問題といった話のテーマに対しての意見を求められることもあります。日本人は英語力以前に「何となく」で済ませ自身の意見をまとめて話すという行為に慣れていないため、自分の考えをしっかりと伝えられるように準備しておきましょう。
 

まとめ

 
英語を口にして耳にするという一連の動作に特化したのが英会話レッスンでもあるため、実践を想定したフリートークを重ね発話量を増やすことで、英語で考えを話す、相手の意見を聞いて自身の考えを述べるという行動にも慣れ総合的な英会話力に磨きをかけることができます。
学習という範囲内で収めることなく、また、積極的にトークテーマを提示して、英会話レッスンという学習を余すことなく活用していきましょう。