英検、TOEIC、TOEFLの違いをご紹介。あなたの受けるべき試験は？

英検、TOEIC、TOEFLの違いをご紹介。あなたの受けるべき試験は？

 
英語力を証明する試験として、英検、TOEIC、TOEFLがあり、これらはどう違うのかご存知でしょうか。将来を見据え、自身に合った試験を受験することが大切です。本記事でそれぞれの試験と受験するべきシチュエーションをご紹介します。
 

英検は中学、高校や大学への進学で有利になる

 
英検と言えば受験したことがある方も多いのではないでしょうか。様々な教育機関では、英検を所有する学生を評価しており、より高度な級を所有する者は試験が免除されることもあります。そのため、進学を有利に進めたい場合は英検を受験することをおすすめします。
ちなみに英検は年に3回程度の試験日程しかないため、目標の日程を決めてから計画的に勉強する必要があるでしょう。
 

就職や昇進で有利になるTOEIC

 
TOEICは主に社会人の英語力の証明として用いられることが多く、就職や昇進の際に考慮する企業も少なくありません。特に外資系の企業への就職を希望している方や、昇進を控えている方等は積極的に試験を受け、スコアを伸ばしておいた方が良いでしょう。
TOEICは英検と違って試験が毎月実施されています。そのためチャンスが多いというメリットはあるものの、だらだらと受験してしまい、スコアが伸び悩んでしまうことも。TOEICを受験する方は、初めに勉強の期間や目標のスコアを決めて勉強していくことを心がけましょう。
 

海外留学の際の入学基準とされているTOEFL

 
英検、TOEICよりも日本人にとって馴染みのないのがTOEFLです。TOEFLは主に海外留学をする際の評価基準となるものであり、アメリカ、オーストラリアなどに留学する際にはこのTOEFLのスコアが考慮されます。近年、海外留学を希望する学生も増えてきているため、今後TOEFLの受験人数も増加していくと考えられます。
ちなみに、TOEFLは海外留学の指標となっていることから、その試験内容も学術的な内容が多く、専門的な用語も多く出題されます。TOEFLを受験する方は日常的な英語はもちろんのこと、進学後の授業についていけるような英語力も求められるため、そういった対策も必要となります。
 

まとめ

 
英検は中学や高校や大学の進学の際に、TOEICは就職や昇進の際に、TOEFLは海外留学の際に英語力を証明するものとして必要になります。例えば英検を就職活動で用いることもできますが、就職活動にはどちらかと言うとビジネス英語力を測るTOEICを考慮する企業が多いこともあり、用途にあった試験を受験することが大切です。
また、中には試験日程が限られているものもありますから、計画的に勉強していくことをおすすめします。