英検とTOEICどちらを受験する？学習するべき人をそれぞれご紹介

英検とTOEICどちらを受験する？学習するべき人をそれぞれご紹介

 
単に英語を学習しても学習が進まないことが多いため、多くの方が英検やTOEICの受験を考えるでしょう。ただ、どちらを受験すれば良いか悩んでいる方もおられるのでは？
そこでこの記事では、英検、TOEICの試験内容に触れながら、それぞれを学習するべき人をご紹介していきます。
 

英検はライティングとスピーキングも試される

 
TOEICと言うと多くの場合「TOEIC L&R」のことを指します。このLとRは、リスニングとリーディングのことを指しており、試験内容も会話やナレーションを聞いて解答していくものや、問題を読み解答していくという試験になります。
 
一方の英検ですが例えば1級の場合、リスニングとリーディングはTOEICと同じでも、自身で考えた英作文を書くというライティングが加わってきます。それらを通過できれば二次試験に進めるのですが、二次試験は面接委員とのスピーキングが待っており、受け答えや語彙、文法、発音等で正確さが求められ、1級に相応しいと判断されたときに晴れて合格となるのです。
 
つまり、総合的な英語力を身に付けたい方や、英語を話す学校・職場という方は、英検の学習をおすすめします。ただ、英検は試験が年に3回しか行われないため、受験するための応募を逃してしまわぬ様に注意する必要があるでしょう。
 

就職活動や査定で有利に働くのがTOEIC

 
TOEICは多くの人のイメージ通り、ビジネスシーンにおいて自身を有利に働かせるための試験です。スコアが高ければ高いほど周囲の見る目は変わることでしょう。そのため、就職活動はもちろんのこと、査定等で自身を評価してもらい、希望通りの部署に異動や海外赴任等の昇進を狙って高得点を目指している方も少なくありません。
 
TOEICは英検と違い、毎月のように試験を行っているという特徴もあります。すぐに英語力の証明が欲しいとき等にはTOEICをすると良いでしょう。
 

英検とTOEICの両方受験する人もいる

 
ところで、英検とTOEICのどちらか一方しか受験できないということはありません。やる気のある人であれば、基礎を固め総合的に英語力を伸ばす英検、ビジネスシーンで活用できるTOEICの両方を受験すると良いでしょう。さらに言うと、この二つで実力を証明できるのであれば、英語関係を始めとし、仕事には困らないことが考えられるため、是非チャレンジしてみてください。
 

まとめ

 
英検とTOEICでは試験内容に違いがあり、TOEICはビジネスで活用できるようなリスニングとリーディングです。一方英検は、それらにライティングとスピーキングが加わってきます。そのため、総合的に英語を学習したい方は英検、ビジネスで英語を活かしたい方はTOEICというイメージですが、どちらも勉強をすれば正に敵なしと言えます。機会がある方は、両方受験してみてはいかがでしょうか。