IELTS勉強法・TOEFL勉強法
IELTS Study Tips・TOEFL Study Tips
米国のロースクール(法学専攻の大学院)のコースの1つとして、近年メディアでも注目を集めたLLM。実際に、どのような制度やメリットがあるのか、詳しく知っている方はごく僅かだと思います。今回は、そんなLLMについて紹介していきます。
最初に「LLMとは何か?」になりますが、過去に海外留学を検討した人は、耳にしたことがあるかもしれません。LLMはMaster of Lawsつまり、法学修士の学位を指します。
アメリカのロースクールのコースの1つであり、日本では法科大学院がこれに当たります。LLMは日本人をはじめとする外国人向けとなっており、それぞれの国の弁護士資格を取得した後にアメリカでの弁護士資格を取るために勉強する場所という雰囲気です。
このLLMは1年で修了しますが、その他にもロースクールにはJD(ジュリスドクター)コースがあります。このJDコースはアメリカ人学生向けでネイティブレベルの高い英語力が求められます。さらに、LLMからJDに編入可能な大学は限られているので、アメリカ30州の弁護士資格受験を可能にするためJDで勉強したい日本人は、LLMの後にJDに入りなおす必要があります。
LLMを取得すると、アメリカ5つの州で司法試験の試験資格を得ることが可能になります。また、1年間という超短期間で修士号を取得できるとあって、早期スキルアップのために取得するという方もいます。そして、アメリカの法律を学ぶことになるため、法律だけでなくさまざまな分野で通用する高い英語力を養えるといったこともあります。
LLM留学では、1年で修了するとあって費用が比較的安い傾向にあります。学費だけで見ると60万ドル~70万ドルほどとなります。しかし、生活費等も必要になるので、1.5~2倍ほどの予算を立てておく方が安心でしょう。
また、英語力に関してはTOEFLやLSATなど各LLMが指定する英語試験スコアの提出が必須です。試験内容であるエッセイや書類がどんなに良くても、スコアが低い場合は合格できません。TOEFLの場合90点以上のスコアが必要になるため、早めの対策がカギとなります。
LLM留学に必要な英語力は高レベルです。人によっては、3年以上もTOEFL対策にかけて留学を果たしたというケースもあるようです。日本で弁護士などの仕事をしながらTOEFL対策をするとなれば時間も体力もギリギリとなるでしょう。
LIBERTYでは独自のグラマーテーブルを軸としたメソッドで、今までの学校教育で教わることのなかった英語脳を養える本物の英語基礎を身につけていただきます。
英語の本質を理解しながら英語4技能をバランスよく底上げしていくので短期間でのスコアアップだけでなく、英語理解も進みます。
LLMの取得は、日本の大手事務所で働く際にも有益な学位となります。国際的な案件を扱える知識や教養を身に付けたいという方は、取得を目指してみるのも良いでしょう。
そして、LLM留学には、かなり高レベルの英語が必須になりますので、効率よくTOEFL対策をして留学を実現させていきましょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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