なんで英語が必要なの？小中学生が抱える英語学習の疑問

なんで英語が必要なの？小中学生が抱える英語学習の疑問

 
小学校から英語学習が取り入れられ、なんとなく英語を勉強しなければいけないという意識はあるでしょう。また、中学生も受験や授業で英語があるから、勉強するべきだといったイメージを持って勉強していることでしょう。今回は、なんで英語が必要なの？小中学生が抱える英語学習の疑問についてお伝えします。
 

なんで英語が必要なの？

 
小中学生にとって英語という語学学習は、日本語とは全く違う語学の勉強となり、大人の英語は必要だから勉強しなければいけないという言葉を信じているのではないでしょうか。
しかし、自分の親など身近な大人で英語を話せる人が少ないこともあり、本当に英語は必要なの？といった疑問を抱くことがあります。
 
日本で住んでいて英語のテレビ番組であったり、街中で英語を話す日本人を目にする機会も少ないため、本当に英語習得しなきゃいけないのか疑問視する学生もいます。
たしかに、目の前で英語の重要性が実感できない状況で、モチベーションを上げて学習意欲を持ちましょう！と言われても集中して取り組むのも難しいことでしょう。
 
では、なぜ英語学習が必要なのか。その答えは、将来留学を経験したいやビジネスで英語が必要となるシーンがやってきた時の準備だといえます。しかし、この将来というビジョンが見出せていない子供たちに英語学習が大事だと言われても、その重要性を見出すのは難しい物です。漠然とした自身の将来並みに英語の大切さも理解できないのが実情でしょう。
 

大事となる理由を理解するために

 
小中学生が本当に英語を習得する上でメリットと見定めさせるために重要なのは、今の人生でなぜ英語を勉強するべきなのかを提示してあげる必要性があります。
その時に、引き合いに出すのが、受験英語やビジネスといった内容で勉強しましょうというのは、魅力を感じることができないでしょう。
 
一方で、ゲームやエンターテインメントにスポーツなど、学生が興味を持っていることへの、情報収集をする際に英語があると、国内だけでなく海外の情報を仕入れられると教えるのが一番興味を持つ可能性が高いのです。
 
例えば、海外が発売元となる人気ゲームのプレーヤーが発信するサイトの多くは、英語で記事が書かれているため、攻略法などを調べる際に何が書いてあるのか分からないとなれば、英語を自力で読めるように翻訳ツールを使うなど、正しい情報を見つけようと努力することになります。そういった、勉強とは別のアプローチ方法の方が、子供への英語の重要度というのを実感させやすくもあるのです。
 
勉強としての英語ではなく、英語ができると実益を伴うメリットが生まれることを小中学生に教えることも大切だと言えます。
 

まとめ

 
小中学生にとっては英語がなぜ必要不可欠なスキルとなっているのか理解しがたい状況でもあるでしょう。できなくても生きていけてるし！といった、大人と同じような意識で英語に取り組んでいては、高い英語力を養えることは一生ないでしょう。
 
しかし、一歩踏み込んでみると、インターネットなどを活用した情報収集する際に、日本語では調べられなかった情報も、英語力があることで深く広く情報を仕入れられるようになるなどのメリットが明確になります。このような、実質的な利益を得られることを知らしめることも英語学習においては重要だと言えます。また、英語の重要度を測ることができない学生に対しては、勉強からのアプローチではなく趣味などから英語の大切さを教えるのも学習意欲を掻き立てる方法の一つだと言えます。