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EF Education Firstが提供するオンライン英語能力測定テスト「EF SET」の受験結果から算出された2021年度のEF EPI 英語能力指数ランキングが発表されました。前年は55位でしたが、日本の気になる順位はどうだったのでしょう。
EF SET(EF 英語標準テスト)とは、インターネットユーザーがオンラインで無料で受けられる読解力とリスニング力を測る適応型英語テストになります。受験者の語学能力をCEFRによって定義された6つのレベルに分類できるよう設計されています。
参照:EF EPI 英語能力指数について
受験する年齢層も、無料の試験ということもあり若年層が多く35歳以下の割合が83%となっています。しかし、無料だからと言って出題される問題の精度が低いということは決してありません。日本のランキングがそれを物語っているとも言えます。
前年の日本のランキングは55位と標準的の中でも低いランクでしたが、2021年度のランキングは、EF EPIの平均スコア468点となり、世界で78位まで順位を落としています。
受験者数がTOEICなどとは違うことを鑑みても、非常に低い英語力だと言えます。
今回1位となったオランダと比較すると、オランダの平均スコアは663点と、日本と200点近くの差があるということです。日本人が苦手とするスピーキングやライティングを除いても、これほどの差が開いていると考えると、つくづく日本人は英語への苦手意識が強いという結果が現れたと言えます。
日本人にとっては散々な結果だとも言えますが、このようなランキングは日本人の英語力を知る良いきっかけでもあります。一人ひとり、自分の英語への向き合い方であったり、将来的に必要となる英語力のレベルを知るには、ランキング発表での上位との違いを確認するのは大切なのです。
現在の国際社会で生き抜くためには、世界共通言語の英語を切り離すことはできません。
日本と言う国で見れば英語力が非常に低い国であることに違いはありませんが、個人で考えれば自分自身でしっかりと英語に取り組んでいくことで、世界に通用する人材になれる可能性はゼロではありません。
結果は所詮全体での結果です。個人能力を伸ばすことが大切なのです。英語習得に向けた学習に励んでいきましょう。
日本は、年々英語力が落ちていっているといった情報も目にしますが、受験者数が増えての点数が下降しているのは仕方が無いと言えます。それだけ、日本人が英語への興味を持ち始めたと考えられます。しかし、正しく英語を学び英語習得者が増えていけば、この問題はいずれ解決する。解決しなければならないとい状況ですので、いつまでも伸び悩んでいる状況は好ましくはないため、しっかりと力を付ける英語学習に取り組むことも大切です。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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