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TOEIC990点の満点を社会人が目指すべきなのか?

2022/02/01

TOEIC990点の満点を社会人が目指すべきなのか?

 
グローバル化により、英語を使う頻度・必要となるケースが企業内で増えてきているという情報を目にする機会は多いと思います。そして、社員に英語力アップを求める傾向も強まっています。その際に活用されるTOEICですが、TOEIC990点の満点を社会人が目指すべきなのか?についてお伝えします。
 

TOEICの満点は社会人に必要?

 
国内企業や外資系といった企業で英語力を採用基準や昇進基準に組み込むケースが増えていることもあり、英語学習に励む社会人は増えています。
また、その英語力を推し量る方法としてTOEICを活用するケースが多いため、TOEICのスコアアップに励む方は多いのではないでしょうか。
 
この際に、TOEICスコアはどれぐらい獲得すれば良いのか?といった問題がありますが、企業では700点以上であったり800点以上など、それぞれ基準を設けている状況です。
 
ここで、TOEICのフルスコアである990点を獲得すれば、評価基準が上がるや採用される可能性が高まるといったメリットもあるでしょうが、このスコアとは別にビジネスシーンで活用できる英語力を実際に持っているかが重要でもあるのです。
 
TOEICの900点以上のスコアを持っていても、英語が話せないという人も存在するため、ビジネススキルとして不足している語学力であるといったケースにもなり得ることを考えると、スコアだけ条件を満たしている状況では問題があるのです。
 

社会人が目指すべき英語力

 
TOEICのスコアアップも企業が設定している評価基準を満たせば概ねOKです。
評価され昇進であったり報酬を受けられる条件となれば、TOEIC学習を主体にする必要性はなくなります。むしろ、ビジネスシーンで使える英語力を養うことの方が重要であると言えます。
 
海外からのメールが多くテンプレート以外の返信をしなければならないや、外国人との商談や電話応対が多いなど、アウトプットが必要となる状況で活かせる英語力が身についていなければ、企業内でキャリアを築くことは困難となるでしょう。
 
ですので、英語力アップを図るのであれば、仕事で必要となる実用的な英語力を身に付けていく過程で、TOEICスコアをアップさせていくというのがベーシックな英語学習となるでしょう。TOEICで詰め込んだ情報をアウトプットできない状況は好ましくありませんので、ステップアップに繋がる語学学習に取り組むことをおすすめします。
 

まとめ

 
社会人にTOEICのフルスコアは、そこまで求められていませんので、企業の求める評価基準を満たすスコアを目指せば問題ありません。むしろ、社会で求められている英語力は、ビジネスシーンで使える語学ですので、スムーズなコミュニケーションスキルとしての英語力を養うなど考えて学習していきましょう。スコアホルダーとして学習しても、実務で使えないでは意味を成さないため、意味のある学習に繋げることが大切です。

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