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アメリカには「コミュニティ・カレッジ」という2年制の大学があります。これはどういうものなのでしょうか。そこで学ぶにはどうしたらいいのでしょうか。今回は「コミュニティ・カレッジとは?留学するにはどうしたらいい?」と題して筆を執ります。
コミュニティ・カレッジとはもともとは地域の住民のために、望めば誰もが学べる学び舎として開かれた公立の大学でした。そのため昔はそれほど積極的に留学生の受け入れはしていませんでした。
しかし、アメリカ社会が多様性を重視するようになっていく中で、望めば誰もが学べる学び舎であるという設立の理念に基づき、今では多くの留学生を受け入れています。
なかには、留学生用の学生寮を設けたり、留学生向けのアドバイザーを配置しているところなどもあるほどです。今では年間9万人もの留学生がアメリカのコミュニティ・カレッジに留学しています。
コミュニティ・カレッジは2年制で、単位制を採用しています。コミュニティ・カレッジのカリキュラムは大きく分けて職業訓練をすることを目的とするものと、学問を目的とするものとに分かれます。
学生の平均年齢が高く、社会人も多く通っているため、入寮して日夜勉学に明け暮れキャンパス・ライフを送る私立の4年制の大学とは雰囲気が異なります。学費が非常に安く、卒業後は4年制の大学の3年次に編入できるので、それを目的として通っている若い学生や留学生ももちろんいます。
「望めば誰もが学べる学び舎」なので基本的に入学するために越えなければならない壁というのはありません。留学する場合でもTOEFLのスコアの提出を求められるだけで、高校の成績やエッセイなどの提出を求められたり、それによって不合格になったりということはありません。
TOEFLのスコアもアメリカの4年制の大学では低くても61点以上で、実際には80点ほどを求められるところも多い中、コミュニティ・カレッジでは45点以上で大丈夫というところもあるようです。
留学の目的はいろいろあると思いますが、海外へ行って海外の人とほとんど誰とも話さない留学にだけはならないように気を付けなければいけません。自分と同様に留学している日本人とばかり話す、そもそも他人とあまり話さない、などという事態も避けましょう。
そうならないために「TOEFL45点あればいい」ではなく、日常的な会話や少しアカデミックな会話などでも自在にこなせるようになってから留学をしたいものです。
その為には英語を英語でとらえる「英語脳」を作ってしまうことがなによりの近道であり、LIBERTYの教育プログラムはそのお手伝いができます。
コミュニティ・カレッジは2年制の公立大学です。学費も安い上に、入学も簡単ですが、無駄な留学にならないように事前に英語力はしっかり高めておきましょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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