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海外就職を考えるなら日系企業と現地企業はどちらが良い?

2022/02/01

海外就職を考えるなら日系企業と現地企業はどちらが良い?

 
海外での就職を目指すにあたり、海外に拠点を置く日本企業とアメリカ系企業などの外資系や、現地企業などがあります。今回は海外就職を考えるなら日系企業と現地企業(日本以外の外資系企業を含む)はどちらが良い?について英語力の目安と共にお伝えします。
 

日系企業の特徴と英語レベル

 
近年では実力を評価する企業も増えていますが、日系企業の特徴として挙げられるのが、長期的に貢献する人材を評価する傾向にあるというところでしょう。そのため、勤続年数が長い人程、昇給や昇格のチャンスが訪れます。重すぎるプレッシャーを感じずに安定した収入を得られるというメリットに繋がる一方で、成果が給与に反映しないというデメリットにもなります。
 
また、新人育成に力を入れているという面も特徴的で、手厚くOJTを行ってくれる企業も多いでしょう。入社して英語で仕事内容を把握するよりも、日本語の方が業務内容を深く理解し整理しやすいという方にも日系企業の方が安心と言えます。
 
日系企業で働く場合には、顧客・社員・クライアントの日本人の割合によって、英語を用いる頻度も、必要な英語レベルも変わってきます。現地社員とコミュニケーションを図るには英語力が必要ですが、顧客やクライアントが日本人であれば、高いビジネス英語力は問われないかもしれません。
 

現地企業を選択するメリットと英語力

 
日系企業とは異なり仕事の成果が評価され、実力主義が強いのが非日系企業の特徴です。
インセンティブのチャンスも多く、結果を残せば年齢、勤続年数関係なく、キャリアアップや高収入を狙えるのです。そのため、仕事や人間的などトータルにおいて成長意欲がある人は非日系企業が向いているとも言えます。
非日系企業では急なリストラはないとしても、結果を出せなければ退職を余儀なくされるケースは珍しい話ではありません。
 
英語力に関しては日系企業と比べると、クライアントとのやり取りも英語がメインとなります。使用頻度も増え、求められる英語レベルも高まります。そのため、中上級レベル(TOEIC700点~800点、大学1、2年)を実務的に使いこなせることが理想になります。
 

まとめ

 
日系企業と現地企業とでは、休暇の取りやすさ、退社後の飲み会など、些細な違いもあるため、細かな違いまで把握して自身に合った企業を選ぶと良いでしょう。
また、求められる英語レベルには多少の違いがあるかもしれませんが、非日系企業で働ける英語レベルを備えておけば、日系企業も選択肢として視野に入れることも可能となりますので、就職・転職時に活動できる幅、就職後の業務範囲を広げられるように高い英語レベルを養う学習に励むのがオススメです。

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