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コロラド大学ボルダー校|TOEFL・IELTS スコア

コロラド大学ボルダー校

Boulder, Colorado, CO 80309, USA

LIBERTYトップ100大学ランキング68位

概要

コロラド大学ボルダー校は、1876年にコロラド州ボルダーに創立された州立大学です。コロラド大学ボルダー校はロッキー山脈の麓に位置しており、アメリカ大学の中で最も美しいキャンパスの一つとして有名です。赤煉瓦の屋根と砂岩を使った壁の建物が多く並んでおり、この砂岩はロッキー山脈から採石したものだそうです。ロッキー山脈の麓にあるということもあり、アウトドアスポーツなどの活動が盛んなのも人気の一つとなっています。
 
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは124位、世界ランキングでは158位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
コロラド大学ボルダー校は、“Let Your Light Shine”(あなた方の光を輝かせなさい)をモットーとして掲げ、また、コロラド州立大学の旗艦大学かつ研究型大学として独特の強みと研究実績を出しながら、次世代の市民やリーダたちを教育することに責任を持ち、あらゆる分野で地域の方々や世界の人々に貢献してきました。特に大気宇宙物理学研究所やアメリカ国立光学天文台がキャンパスにあり、これらの分野では高い評価を得ています。また、初めてボーズ・アインシュタイン凝縮体を初めて生成したり、アメリカで初めて廃棄物を出さないスポーツスタジウムを建てたりするなど、多くの発明や開発をしてきました。
 
コロラド大学ボルダー校の大学院は、全部で100以上のプログラムを提供しており、さまざまな分野を網羅しています。特に物理化学、応用化学、宇宙工学、教育学、環境法の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学学部入学の平均合格率は毎年約78.4%と高めです。
 
名門州立大学の一つとして、卓越した研究施設と教育環境を提供し、世界中のさまざまな背景を持っている優秀な人材を育成してきたコロラド大学ボルダー校。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.56
ACT* 25-31
IELTS 7.0
TOEFL/iBT 100
SAT* 1140-1360
アメリカ大学ランキング* 158位
世界大学ランキング* 124位
学費+生活費* $ 56,852年
合格率* 78.4%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/colorado/university-of-colorado-boulder/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-colorado-boulder)
 

大学院で必要とされる英語力


 
コロラド大学ボルダー校の学生は約11%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Accounting

会計学

83 N/A
Aerospace Engineering

航空工学

83 6.5
Applied Math

応用数学

100 N/A
Business Administration(MBA)

経営学

100 7.0
Chemistry

化学

100 7.0
Computer Science

コンピューターサイエンス

83 6.0
Education

教育学

90 7.0
Law

法学

100 7.0
Physics

物理学

89 N/A
Psychology and Neuroscience

心理・神経科学

90 7.0

 
参考元:
(https://www.colorado.edu/graduateschool/admissions/international-applicants/english-proficiency-requirements)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
アメリカの名門州立大学として評価の高い人気大学のため、多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるコロラド大学ボルダー校に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。コロラド大学ボルダー校も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
コロラド大学ボルダー校の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 学位及び成績証明書(日本語英語両方)
  • 推薦状
  • 志望動機書
  • GREスコア
  • 英語力を証明するテストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Online Application
  • Application fee
  • Transcripts
  • Letters of recommendation
  • Personal Statement
  • GRE test scores
  • Official Test Scores on TOEFL, IELTS or Duolingo

 
(Graduate School Admissionsウェブサイトの「International Applicants」ページ参照:https://www.colorado.edu/graduateschool/admissions/international-applicants)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:春学期 9月1日〜11月1日 春学期 11月15日〜翌4月15日(学科による)
  • 合格発表の期間:記載なし

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、コロラド大学ボルダー校は、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.colorado.edu/graduateschool/admissions/deadlines)
 

コロラド大学ボルダー校の合格率


 
学問でもスポーツでも高い評価を得ているコロラド大学ボルダー校の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
 
優秀なだけでなく、リサーチによって新たな発見をする意欲があり、個性の豊かな人材を集めているので、それに繋がるバックグラウンドや経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがコロラド大学ボルダー校の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
コロラド大学ボルダー校は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
コロラド大学ボルダー校の1年間の学費は、大学院の場合、約27,192〜ドル55,994ドル($1=110円換算:約300万円〜615万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1200〜1830万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.colorado.edu/bursar/costs)
 
奨学金
 
コロラド大学ボルダー校は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
参考元:
(https://www.colorado.edu/graduateschool/graduate-student-funding)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
アメリカの名門州立大学として、長年、さまざまな発明等をとおして世界や地域に貢献してきたコロラド大学ボルダー校。以下の方々のように、多くの著名人がコロラド大学ボルダー校を卒業しています。

  • Sidney Altman(ノーベル化学賞 / 1967年 生物物理学博士号(PhD)取得)
  • Lucy Sanders(全米女性情報技術センター創設者の一人 / 1979年コンピューターサイエンス修士号(MS)取得)
  • Kalpana Chawla(宇宙飛行士、コロンビア号 / 1988年宇宙工学博士号(PhD)取得)
  • John Branch(ジャーナリスト、ピューリッツァー賞受賞 / 1996年 ジャーナリズム学修士号(MA)取得)
  • Steve Chappell(ジョンソン宇宙センターのエンジニア / 2006年 宇宙工学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

 
アメリカの名門州立大学の一つとして長い歴史を持つコロラド大学ボルダー校には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
 

 
コロラド大学ボルダー校の大学マスコットの一つにRalphieというバイソンがいます。Ralphieは、なんと実際に生きているメスのバイソンです。オスと勘違いされている人もいるそうですが、メスのバイソンはオスよりも小さく、気性も比較的おとなしいため、ずっとメスのバイソンがRalphieとなっています。2020年時点で、現在のRalphieは6頭目です。Ralphieが普段生活している場所は、非公開となっており、大切に育てられています。
 
Ralphieは生きているマスコットということで、フットボールの試合などでは、そのときにRalphieや天候などの状態によって出てくるか分からないそうです。しかし、出てきた時は、Ralphieとそのハンドラーは、フィールドを約40kmの速さで駆け抜けるので、見物客にとってはとても見応えがあり、非常に盛り上がるそうです。
 

 
コロラド大学ボルダー校は、マスコットに限らず、コロラド大学らしいスポーツの伝統が他にもあるので、入学できたら、ぜひさまざまなスポーツの試合に足を運んでみてください。
 
このようにスポーツを含む幅広い分野で評価を得ているコロラド大学ボルダー校には、さまざまな伝統がたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参考:https://cubuffs.com/sports/2016/6/15/Ralphie.aspx
https://cubuffs.com/sports/2018/10/26/ralphies-care.aspx
 

まとめ

研究に力を入れている名門州立大学としてあらゆる分野において新たな発明をする世界的リーダーや研究者を数多く輩出してきたコロラド大学ボルダー校。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、研究に集中できる卓越した研究施設と自然豊かなキャンパスでの充実した教育を提供しているコロラド大学ボルダー校で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来有名なノーベル賞受賞者となる人と一緒に勉強したり、もちろん自ら世界に名を残す発明家になるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

コロラド大学ボルダー校への留学を目指しているみなさんへ


 
コロラド大学ボルダー校をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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