LIBERTY独自ランキング
RANKING
P.O. Box 80200, Jeddah, 21589, Saudi Arabia
LIBERTYトップ100大学ランキング72位
キング・アブドゥルアズィーズ大学は、1967年にサウジアラビアのコジッダに創立された国立大学です。もともとは、サウジアラビアの西側の地域で高等教育機関が必要なため、地位の高い事業家や有名なサウジアラビア人たちによりサウジアラビアの国王の名前をとって私立大学として設立されましたが、現在はアラブ地方を代表する国立大学となっています。イスラム圏ではありますが、女性の教育にも積極的な大学としても有名です。
Times Higher Educationによると、2020年のサウジアラビア国内ランキングでは1位、世界ランキングでは201–250位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
キング・アブドゥルアズィーズ大学は、“To enrich society through cultural prominence, scientific acumen and pioneering research.”(文化的卓越性、科学的判断力および先駆的研究を通して社会を豊かにすること)をミッションとして掲げ、イスラム圏の学術レベルを引き上げ、サウジアラビアだけでなく中東全体を豊かにすることに貢献してきました。
大学院は、全部で約110のプログラムを提供しており、特にバイオテクノロジー学、化学、応用微生物学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約44%ほどです。
サウジアラビアでも最も歴史のある格式高い大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたキング・アブドゥルアズィーズ大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 2.0 |
ACT* | N/A | |
IELTS | 5.0 | |
TOEFL/iBT | 61 | |
SAT* | N/A | |
アメリカ大学ランキング* | N/A | |
世界大学ランキング* | 201-250位 | |
学費+生活費* | $ 7,700 /年 | |
合格率* | N/A |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/king-abdul-aziz-university-kau)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/king-abdulaziz-university)
キング・アブドゥルアズィーズ大学の学生は約22%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Agricultural Sciences
農業科学 |
61 | 5.0 |
Biochemistry
生物化学 |
61 | 5.0 |
Chemical Engineering
化学工学 |
61 | 5.0 |
Chemistry
化学 |
61 | 5.0 |
Electrical Engineering
電気工学 |
61 | 5.0 |
European Languages
ヨーロッパ語学 |
61 | 5.0 |
Mathematics
数学 |
61 | 5.0 |
Pharmaceutical science
薬学 |
61 | 5.0 |
Physics
物理学 |
61 | 5.0 |
参考元:
(https://graduatestudies.kau.edu.sa/Content-306-EN-263865)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
サウジアラビアで最も名高い大学であり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるキング・アブドゥルアズィーズ大学に入るためには高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインまたは郵送で出願が可能
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。キング・アブドゥルアズィーズ大学も基本的にはオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。キング・アブドゥルアズィーズ大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。
しかし、郵送の出願しか認めていないプログラムもありますので、出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
・PhDの場合は35歳以下、Masterの場合は30歳以下という年齢制限があります。
英語原文
(Graduate Studiesウェブサイトの「the admission requirements」ページ参照:
https://graduatestudies.kau.edu.sa/Content-306-AR-263865)
提出期限
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にサウジアラビアに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、キング・アブドゥルアズィーズ大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
(https://dsa-scholarships.kau.edu.sa/Content-211995-EN-267078)
アラブ地方で最も評価の高い大学として世界最高水準の教育・研究環境を提供し、数多くの研究や発明を通して世界の前進に貢献してきたキング・アブドゥルアズィーズ大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、洞察力と先見性のある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがキング・アブドゥルアズィーズ大学の合格への近道となります。
2年間の学費と生活費
キング・アブドゥルアズィーズ大学の1年間の学費は、大学院の場合、学費と生活費をすべて賄うことができる奨学金が支給されますので、合格者は自分で支払う学費等はかかりません。
参考元:
(https://graduatestudies.kau.edu.sa/Content-306-AR-263865)
最高水準の教育・研究を提供し、学術の卓越性と洞察力と先見性で豊かな社会を実現することをミッションに掲げているキング・アブドゥルアズィーズ大学。さまざまな分野で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がキング・アブドゥルアズィーズ大学を卒業しています。
サウジアラビアの由緒ある国立大学の一つであるキング・アブドゥルアズィーズ大学には、同校らしい歴史がたくさんあります。
キング・アブドゥルアズィーズ大学は、サウジアラビアで初めて男女共学の大学です。イスラム圏のため、男性しか通えない大学が多い中で、設立当初から女性を受け入れた先駆的な大学です。ただ、イスラム教に則り、キャンパスは男性用と女性用の二つに分かれており、図書館、体育館などの全ての施設もすべて分けられています。
また、女性が入れるコースと男性のみのコースもありますし、イスラム文化では、女性は身内以外の男性と外で話すことを禁止されているので、日本では全く未知の世界を体験することができると思います。
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるキング・アブドゥルアズィーズ大学には、サウジアラビアの文化を感じられる機会がたくさんあります。入学したら、是非サウジアラビアの大学生らしい、刺激的で充実した学生生活を送ってください。
参照:https://www.kau.edu.sa/pages-our-history.aspx
http://myanmarstudyabroad.org/2021-king-abdulaziz-scholarship-at-king-abdulaziz-university/
サウジアラビアで時代の先端を走ってきた国立大学として、最先端の教育研究を提供し、数多くの優秀な人材を生み出して豊かな社会の発展に貢献してきたキング・アブドゥルアズィーズ大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、洞察力のある優秀な学生と勉強や研究するキング・アブドゥルアズィーズ大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、イスラム圏と日本の架け橋として歴史に名を残す存在になるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
キング・アブドゥルアズィーズ大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。