LIBERTY独自ランキング
RANKING
800 Dongchuan RD Minhang District, Shanghai, Shanghai, China
LIBERTYトップ100大学ランキング81位
上海交通大学は、1896年に中国の上海に創立された国立総合大学です。もともとは洋務運動の代表人物である盛宣懐によって南洋公学として設立され、初めて中国人によって設立された大学です。現在は、中国国家自然科学基金委員会からの助成金が1位となるなど、中国を代表とする研究大学として国内外で評価を得ています。江沢民が卒業した大学としても有名です。
Times Higher Educationによると、2020年の中国国内ランキングでは7位、世界ランキングでは157位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
上海交通大学の「交」は団結、「通」はハーモニーという意味があり、“preserving cultural heritage, and seeking for the truth, bearing the responsibility of invigorating the Chinese nation and developing for the benefits of mankind”(文化の遺産を守り、真実を探求し、中国を元気付ける責任を担い、人類の利益のために発展すること)をミッションとして掲げています。上海交通大学は、このようなミッションをもとに、中国の代表的な大学の一つとしてだけでなく、国際的研究大学として、さまざまな研究をして実績を出してきました。
大学院は、全部で約130のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に工学、エネルギー学、薬学などで高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学入学の平均合格率は毎年約10%ほどです。
アジアを代表する国立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に最先端の研究施設と教育環境を提供してきた上海交通大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 2 |
ACT* | N/A | |
IELTS | 6.0 | |
TOEFL/iBT | 85 | |
SAT* | N/A | |
アメリカ大学ランキング* | N/A | |
世界大学ランキング* | 157位 | |
学費+生活費* | $ 12,750/年 | |
合格率* | 10% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/shanghai-jiao-tong-university)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/shanghai-jiao-tong-university)
(https://www.acceptance-rates.com/shanghai-jiao-tong-university-acceptance-rate/)
上海交通大学の学生は約11%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に中国語で統一されていますが、大学院は英語のコースもあるので、その場合は当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、英語で行われている主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Biology
生物学 |
85 かつ Reading: 20 Listening: 20 Writing: 22 Speaking: 20 |
6.0 かつ 各項目5.5 |
Chemistry
化学 |
85 かつ Reading: 20 Listening: 20 Writing: 22 Speaking: 20 |
6.0 かつ 各項目5.5 |
Civil Engineering
土木工学 |
85 かつ Reading: 20 Listening: 20 Writing: 22 Speaking: 20 |
6.0 かつ 各項目5.5 |
Computer Science and Technology
コンピューターサイエンス・テクノロジー学 |
85 かつ Reading: 20 Listening: 20 Writing: 22 Speaking: 20 |
6.0 かつ 各項目5.5 |
Mechanical Engineering
機械工学 |
85 かつ Reading: 20 Listening: 20 Writing: 22 Speaking: 20 |
6.0 かつ 各項目5.5 |
Pharmacy
薬学 |
85 かつ Reading: 20 Listening: 20 Writing: 22 Speaking: 20 |
6.0 かつ 各項目5.5 |
Physics
物理学 |
85 かつ Reading: 20 Listening: 20 Writing: 22 Speaking: 20 |
6.0 かつ 各項目5.5 |
参考元:
(https://isc.sjtu.edu.cn/EN/content.aspx?info_lb=250&flag=1)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。TOEFLを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
中国を代表する研究大学であり、最先端の教育環境で勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくる上海交通大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。上海交通大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
上海交通大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
参考元:
(https://isc.sjtu.edu.cn/EN/content.aspx?info_lb=38&flag=2)
提出期限
出願書類の提出期限は学科によって異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特に中国に在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、上海交通大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
(https://isc.sjtu.edu.cn/EN/content.aspx?info_lb=38&flag=2)
常に自国の活性化のためだけでなく人類全体のために貢献してきた上海交通大学の合格率は、大学院の場合コースやプログラムによって異なりますが、公表されていません。
優秀なだけでなく、真実を追求する探究心と責任感と礼儀を重んじる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することが上海交通大学の合格への近道となります。
学費と奨学金制度
2年間の学費と生活費
上海交通大学の学費は他の国よりも安めに設定されています。
上海交通大学の1年間の学費は、大学院の場合、約28,900〜163,200 RMB (1RMB=15円換算:約45〜245万円)とされていて、中国での生活費(居住と生活費で年間で約150万円)も含めると2年間で約390〜790万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
(https://isc.sjtu.edu.cn/EN/content.aspx?info_lb=250&flag=1)
奨学金
上海交通大学には、国や上海市からの留学生向けの奨学金の制度があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
① Chinese Government Scholarship
上海交通大学入学予定の優秀な学生向けの中国政府による奨学金
② Shanghai Government Scholarship
上海交通大学入学予定の優秀な学生向けの上海市による奨学金
③ SJTU Scholarship
上海交通大学入学予定の優秀な大学院生向けの奨学金
④ Asian Future Leaders Scholarship
上海交通大学入学予定の優秀なアジアの国出身者向けの奨学金
参考元:
(https://isc.sjtu.edu.cn/EN/content.aspx?info_lb=44&flag=2
https://isc.sjtu.edu.cn/EN/content.aspx?info_lb=343&flag=2)
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
知的な卓越性を追い求め、知識の発見に捧げてきた上海交通大学。世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人が上海交通大学を卒業しています。
中国で最も古い大学の1つである上海交通大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
上海交通大学では、毎年伝統的文化月間という月があり、中秋節を皮切りに約1ヶ月間中国の伝統的なアートショーやコミュニティーの特集など、中国の文化などを紹介する月があります。
中秋節とは、旧暦で8月15日にあたる祝日で、この日は月が一番大きい満月と信じられていて、日本で言う「中秋の名月」の日で、中国では月餅を食べることが多いです。上海交通大学では、このお祝いの際に留学生が中国の文化を経験できる機会を提供します。
そして、この伝統的文化月間の最後には、ロマンチックなランタンフェスティバルがあるそうです。
このランタンフェスティバルは思源池という大学の近くの湖で行われ、ナイトマーケットも同時に出る大きなイベントとなっています。何千ものランタンが湖に浮いてとても幻想的で綺麗だそうです。
上海交通大学は、このように留学生が楽しめるイベントなどがたくさんあります。入学したら是非さまざまなイベントなどに参加してみてくださいね。
このように中国最古の大学の一つである上海交通大学には、中国の伝統を経験できるイベントがたくさんあります。入学したら、是非中国文化に触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
参考:https://isc.sjtu.edu.cn/En/content.aspx?info_lb=23&flag=3
中国の中でも歴史がある国際的な研究大学の1つとしてさまざまな分野で実績を出している上海交通大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、世界中の探究心のある優秀な人々と上海交通大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、世界的な研究者と一緒に勉強したり、もちろん自分が世界で活躍する研究者や事業家になるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
上海交通大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。