LIBERTY独自ランキング
RANKING
Nashville, Tennessee, 37240, USA
LIBERTYトップ100大学ランキング96位
ヴァンダービルト大学は、1873年に創立されたテネシー州ナッシュビルにある私立大学です。ヴァンダービルト大学は、大学に多額の寄付をしたCornelius Vanderbiltに敬意を評して彼の名前を大学名としました。Vanderbiltは彼の寄付や大学の尽力によって、南北戦争によってもたらされたその地域の傷が癒やされ、復興することを望んでいました。そして、この大学は、設立当初から、全ての学部を網羅する大学ということに注力し、さまざまな分野においてトップレベルの教育を提供しており、南部を代表する大学の一つとして、「南のハーバード」という名前を持つほどです。
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは17位、世界ランキングでは116位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
ヴァンダービルト大学は、“the quest to bring out the best in humanity—pushing new ideas into the frontiers of discovery, challenging the limits of what’s possible and working diligently in the service of others”(人類に最高のものをもたらすための探究―新しいアイディアで未開拓の分野を発見し、可能性の限界に挑戦し、他者のためにしっかり取り組むこと)をミッションとして掲げながら、質の高い最先端の研究と、リベラルアーツと卓越な医療センターを融合させながら、人間の福祉、文化、社会に影響を与えるさまざまな複雑な問題の解決に取り組んできました。そのおかげで世界的な賞を取るなど、世界に貢献する研究者や起業家をたくさん輩出してきました。
ヴァンダービルト大学の大学院は、全部で約100のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に教育学、看護学、医学、法学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約9.1%ほどです。
名門私立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、知識を追求してさまざまな研究等で世の中に貢献することができる人材を育成してきたヴァンダービルト大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.76 |
ACT* | 33-35 | |
IELTS | 7.0 | |
TOEFL/iBT | 100 | |
SAT* | 1460-1560 | |
アメリカ大学ランキング* | 17位 | |
世界大学ランキング* | 116位 | |
学費+生活費* | $ 73,148年 | |
合格率* | 9.1% |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/tennessee/vanderbilt-university/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/vanderbilt-university)
ヴァンダービルト大学の学生は約15%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Audiology
聴覚学 |
110 | N/A |
Business Administration (MBA)
経営学 |
100 | 7.0 |
Education
教育学 |
100 | 7.0 かつ 各項目6.5 |
Engineering
工学 |
88 | 7.0 |
English
英文学 |
88 | N/A |
History
歴史学 |
88 | 7.0 |
Law (LL.M.)
法学(LL.M.コース) |
100 | 7.5 |
Law (J.D.)
法学(J.D.コース) |
100 | 7.5 |
Medicine
医学 |
N/A | N/A |
Nursing
看護学 |
100 | 6.5 |
Political Science
政治学 |
88 | 7.0 |
参考元:
(https://www.vanderbilt.edu/admissions/graduate-professional-school-admissions/)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
人気が高い私立大学の一つであり、研究大学として多くの実績もあるため、多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるヴァンダービルト大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ヴァンダービルト大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
ヴァンダービルト大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(Graduate Schoolウェブサイトの「Application Process」ページ参照: https://gradschool.vanderbilt.edu/admissions/application/index.php)
提出期限
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、ヴァンダービルト大学はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
(https://www.vanderbilt.edu/admissions/graduate-professional-school-admissions/)
歴史的に研究、教育の質の高さで高評価を得てきたヴァンダービルト大学の大学院合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、自分の限界を超えて社会のために取り組むことができる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがヴァンダービルト大学の合格への近道となります。
2年間の学費と生活費
ヴァンダービルト大学は私立大学ですので、留学生の学費は高めに設定されています。
ヴァンダービルト大学の1年間の学費は、大学院の場合、平均約$25,000〜$62,230 ($1=110円換算:約275万円〜685万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1150万円〜1970万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
(https://www.vanderbilt.edu/stuaccts/fees/tuition_fees_2020-21_grad_prof.php)
奨学金
ヴァンダービルト大学は、大学院志望の留学生向けの奨学金の制度があります。他にも学部ごとに奨学金を提供している場合や入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
① University Graduate Fellowships
ヴァンダービルト大学院入学予定の優秀な志望者向けの奨学金
② Russell G. Hamilton Scholarships
ヴァンダービルト大学院博士課程入学予定の優秀な志望者向けの奨学金
参考元:
(https://gradschool.vanderbilt.edu/funding/university_scholarships.php)
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
あらゆる分野で研究等を通して世界に貢献してきたヴァンダービルト大学。さまざまな分野で多くの著名人がヴァンダービルト大学を卒業しています。
歴史ある私立大学であるヴァンダービルト大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
ヴァンダービルト大学は、ナッシュビルというテネシー州では都会のダウンタウン地域にキャンパスを構えていますが、たくさんの木と緑に溢れたキャンパスとして有名です。キャンパス自体が樹木園のようにデザインされているので、大きな植物園もあり、ArbNet(国際樹木園認定プログラム)によるとレベル2の樹木園とされています。アメリカ革命の時から立っている木もあるそうです。
これほど多くの樹木があるので、リスもたくさん生息しており、学生の人数よりリスの人数が多いという人もいるほどです。
また、ヴァンダービルト大学のキャンパスにあるヴァンダービルトの像にキスすると、試験やスポーツ大会で幸運が舞い降りると信じられているそうです。
他にもヴァンダービルト大学のキャンパスには、さまざまな言い伝えや見どころがあります。
入学できたら、ぜひ勉強の合間に樹木園になっているキャンパスでリフレッシュしてくださいね。
このように名門私立大学の一つであるヴァンダービルト大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
参考:https://www.facebook.com/EAMC/posts/a-few-fun-facts-about-vanderbilt-university-located-in-heart-of-nashville-tn-bef/939254439506628/
https://oneclass.com/blog/vanderbilt-university/98167-8-vanderbilt-buildings-you-need-to-know.en.html
南のハーバードと言われるほどの南部を代表する大学の一つとして、さまざまな分野で、自分の限界を超えて懸命に問題に取り組み、社会に貢献する人材を輩出してきたヴァンダービルト大学。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、卓越した研究施設、教育環境を提供しているヴァンダービルト大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は世界に変化をもたらす研究者や事業家と一緒に勉強したり、もちろん自らが世界に名を馳せるリーダーとなるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
ヴァンダービルト大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。