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【LIBERTY大学紹介】ダラム大学|TOEFL・IELTS スコア

ダラム大学

Stockton Road, Durham, County Durham, DH1 3LE, United Kingdom

LIBERTYトップ100大学ランキング97位

概要

ダラム大学は、1832年にイギリスのダラム市に創立され、1837年にウィリアム王4世によって勅許状を得た国立大学です。オックスフォード大学とケンブリッジ大学に続いて、イギリスで3番目に古い大学でカレッジ制大学です。ダラム大学はダラムキャンパスとクィーンズキャンパスがありますが、ダラムキャンパスには、世界遺産であるダラム城とダラム大聖堂がありダラム大聖堂はハリーポッターの撮影などにも使われています。スポーツにも力を入れている大学としても評価を得ています。
 
Times Higher Educationによると、2020年のイギリス国内ランキングでは17位、世界ランキングでは133位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
ダラム大学は、“Inspiring, Challenging, Innovative, Responsible, Enabling”(刺激、挑戦、変革、責任、可能)を大学の価値として掲げ、卓越した人々を刺激し、大きな問題の解決に向けて挑戦しし、クリエイティブな教え方や最先端の研究から働き方まで革新性を追求し、学びの中心としての責任を果たし、ダラム大学の全ての人が最大限の力を発揮することを可能にしてきました。そのおかげで、様々な分野で世界に貢献する人材を多く輩出してきました。
 
大学院は、全部で約100を超えるプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に神学、考古学、地理学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学入学の平均合格率は毎年約74%ほどです。
 
イギリスを代表する公立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたダラム大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.2
ACT* N/A
IELTS 7.0
TOEFL/iBT 100
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 133位
学費+生活費* $ 38,062 /年
合格率* 70%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/durham-university)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/durham-university)
 

大学院で必要とされる英語力


 
ダラム大学の学生は約31%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Archaeology

考古学

102 かつ
各項目25
7.0 かつ
各項目6.5
Business Administration (MBA)

経営学

102 かつ
各項目23
7.0 かつ
各項目6.0
Computer Science

コンピューターサイエンス学

92 かつ
各項目23
6.5 かつ
各項目6.0
Earth Science

地球科学

92 かつ
各項目23
6.5 かつ
各項目6.0
English

英語学

102 かつ
Writing and Speaking, 27;
Reading and Listening, 25
7.0 かつ
各項目7.0
Geography

地理学

102 かつ
各項目25
7.0 かつ
各項目6.5
History

歴史学

102 かつ
Writing and Speaking, 27;
Reading and Listening, 25
7.0 かつ
各項目7.0
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

102 かつ
各項目25
7.0 かつ
各項目6.5
Philosophy

哲学

102 かつ
各項目25
7.0 かつ
各項目6.5
Physics

物理学

92 かつ
各項目23
6.5 かつ
各項目6.0
Sociology

社会学

102 かつ
各項目25
7.0 かつ
各項目6.5
Theology and Religion

神学・宗教学

102 かつ
Writing and Speaking, 27;
Reading and Listening, 25
7.0 かつ
各項目7.0

 
参考元:
(https://www.durham.ac.uk/study/international/entry-requirements/english-language-requirements/english-language-levels-required/
https://www.durham.ac.uk/study/international/entry-requirements/english-language-requirements/direct-entry-english-language-required/)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
イギリスで3番目に古い歴史ある大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるダラム大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ダラム大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
ダラム大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 学位証明書・成績証明書(日本語英語両方)
  • 英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • 志望動機書
  • 推薦文
  • 研究提案書(Research Degree)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Online application form
  • application fee
  • transcript(s)
  • English language test certificates
  • Personal statement
  • Reference letter
  • Research Proposal

 
(Postgraduateウェブサイトの「HOW TO APPLY」ページ参照:
Taught degree: https://www.durham.ac.uk/study/postgraduate/taught-degrees/application-guidance/postgraduate-taught-applications/#d.en.516770
Research Degree: https://www.durham.ac.uk/study/postgraduate/research-degrees/how-to-apply/)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:9月頃(学科による)

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にイギリスに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、ダラム大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(Taught degree: https://www.durham.ac.uk/study/postgraduate/taught-degrees/application-guidance/postgraduate-taught-applications/#d.en.516770
Research Degree: https://www.durham.ac.uk/study/postgraduate/research-degrees/how-to-apply/)
 

ダラム大学の合格率


 
他にはないユニークな大学として、世界最高水準の教育・研究環境を提供し、多くの学生や人々を刺激し、挑戦し続ける学生たちを世に輩出してきたダラム大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、好奇心を持ち、常に自分を高めて挑戦しようとする人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがダラム大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
ダラム大学は国立大学ですが、留学生の学費は高めに設定されています。
ダラム大学の1年間の学費は、大学院の場合、約£ 19,950 〜£ 33,000 (1£=135円換算:約270万円〜446万円)とされていて、イギリスでの生活費(居住と生活費で年間で約150万円)も含めると2年間で約840万円〜1192万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.durham.ac.uk/study/postgraduate/tuition-fees-and-charges/tuition-fees—how-much-are-they/full-time-postgraduate-taught/
https://www.durham.ac.uk/study/postgraduate/tuition-fees-and-charges/tuition-fees—how-much-are-they/full-time-postgraduate-research-/)
 
奨学金
 
ダラム大学は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
参考元:
(https://www.dur.ac.uk/study/pg/finance/funding/bursaries/scholarships/)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
歴史あるイギリスの大学の一つとして長きにわたり学生に最高水準の教育・研究を提供し、世界に変化をもたらす人材の育成を目指しているダラム大学。さまざまな分野において世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がダラム大学を卒業しています。

  • Milton Margai(初代シエラレオネ大統領 / 1926年医学博士号(MD)取得)
  • Michael Swanton(文芸評論家 / 1966年考古学博士号(PhD)取得)
  • Jack Ogden(宝石史家 / 1990年 東洋研究博士号(PhD)取得)
  • Paul Sutcliffe(数学物理学者、ホワイトヘッド賞受賞 / 1992年 数学科学博士号(PhD)取得)
  • Aline Miller(マンチェスター大学生体分子工学部教授 / 2000年 生体分子工学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

 
イギリスの中でも3番目に歴史があるダラム大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
 
ダラム大学がある、ダラム市では、毎年6月の2週目の土日にウィア川でダラム・レガッタというボートレースがあります。これはイギリスで2番目に古いレガッタで、1834年にダラム大学によって開催されたのが始まりです。もともとは、ワーテルローの戦いの勝利を記念して1815年に開催されたボートレースを起源としています。
このダラム・レガッタには多くが大学のボートクラブが参加しますが、中でもダラム大学とニューキャッスル大学が強豪校として有名です。ダラム大学のボートクラブ出身の選手たちがオリンピックでメダルを取得したりするほどです。
 

 
ダラム・レガッタでは、ボートレースだけではなく、音楽ライブ、サーカス、屋台、お土産屋さんなど、さまざまなイベントが開催されるので、多くの人が楽しめるイベントになっています。他にも、クラシックカーのラリーも行われます。
 

 
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるダラム大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非さまざまな文化にも触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照:https://www.dubc.co.uk/history
https://prestigestudentliving.com/blog/city/durham/durham-regatta-2018-what-you-need-to-know
https://durham-regatta.org.uk/whats-on/classic-cars/
 

まとめ

イギリスの歴史あるカレッジ制の大学の一つとして、最先端の教育研究を提供し、あらゆる分野で世界に変化をもたらす人たちを生み出してきたダラム大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、挑戦することを恐れず、好奇心が旺盛で優秀な人々と勉強や研究するダラム大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、世界的リーダーと一緒に勉強したり、もちろん世界を変える研究者や事業家などになるかもしれませんね。
 
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

ダラム大学への留学を目指しているみなさんへ


 
ダラム大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

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