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看護師にも英語は必要。専門性の高い英語を身に付ける学習

2022/03/01

看護師にも英語は必要。専門性の高い英語を身に付ける学習

 
インバウンドや在日外国人が増え、業界問わず英語が必要な時代に変わってきています。その中で看護師がヒアリングし外国人患者とコミュニケーションを図るためには英語が必要です。今回は看護師が専門性の高い医療英語を身に付ける学習についてお伝えします。
 

医療関連の英語を取り込んでいく

 
英会話が全くできないという方は、日常英会話の習得から目指すことが大切です。
英語力のベースを作るという意味でも日常英会話レベルが最適なのですが、患者さんの不安を解消したり、緊張を緩和させるためには患者さんとのコミュニケーションは欠かせないため、英語を聞き、話すという行為に慣れるという目的でも最適と言えます。
英語の基礎が詰まっている中学英語を復習して、インプットだけではなくアウトプットに慣れるトレーニングを積み重ねましょう。
 
そして、次のステップとして業界に関連する英語知識を蓄えていくことです。
特に医療というのは専門性の高い職業でもあるため、語彙を増やしていくことは欠かせません。また、患者さんの状態を正しく把握するためには、質問を投げかけ症状をヒアリングするための正確性が大切になってきます。もちろん看護処置をする場合にも正確性は大事なポイントになってきますので、意識して英語習得に励みましょう。
 

専門試験を視野に学習を進める

 
留学を視野に入れたTOEFL・IELTS。就職や転職で活かすためのTOEIC。観光分野に特化した観光英語検定など、自身が望む英語を鍛えるためにベストな英語試験があります。そして、医療関係で役立つ英語基礎知識が深まるのが日本医学英語検定になります。
 
目指すべきは医療に従事できる英語レベルとされている応用3級(選択問題・リスニング問題)になります。ただし、スピーキング力が測定されないため、試験を目標とした学習を行ってしまうと、実務で活きる話す力が育ちません。
あくまでも実務で使用可能な英語力を身に付けたいという目的がブレないように英語試験を活用していきましょう。
 
海外就職などよりレベルの高い英語試験に挑みたい方はOET(医療英語試験)を視野に入れるのもオススメです。また、医療とは少し外れますが、基礎力を高める段階ではTOEIC、海外就職などを検討している方であれば、より高い英語力を目指すためにIELTSを活用するなど、使い分けしていくのも良いでしょう。
 

まとめ

 
日本国内で看護師として働くためには英語力は問われないでしょう。ですが、質を高めるためには外国人にも対応可能な語学力を持ち合わせていることも大切な要素です。
医療分野の英語力を高めるための学習方法は色々とありますが、自身の英語力の成長を可視できる試験を取り入れていくのも継続するためのポイントとなりますので、挑戦していく事をオススメします。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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