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コミュニティカレッジ進学でデメリットに感じてしまう要素

2022/04/01

コミュニティカレッジ進学でデメリットに感じてしまう要素

 
コミュニティカレッジへの入学は、学生や社会人にとって魅力の多い海外留学手段ですが、デメリットとなり得る要素もあります。しかし、準備次第では回避できることも多いため、メリットばかりを意識するのではなくデメリット要素についても理解しておきましょう。
 

メリットがデメリット。英語力と成績

 
コミュニティカレッジでは入学条件が低めに設定され、誰でもチャレンジしやすい海外留学というのが人気の理由でもあります。しかし、入学条件に甘えてギリギリラインを目指してしまうと、英語クラスから抜け出せず語学留学で終わってしまったり、英語での授業についていけずに4年制海外大学編入の条件となる成績を収めることが出来ない可能性も出てきてしまいます。
 
そのため、英語を学びにいくのではなく、英語は学ぶためのツールということを意識した国内での英語学習がとても重要になります。
 

編入率ばかりに目を向けない

 
第一志望校へ入学したいと強い熱意を持っている方は、志望先となる4年制大学への編入率はとても気になるでしょう。
授業内容やサポートの充実などの影響もあると思いますが、コミュニティカレッジと大学との距離が近いというのも編入率と関係があります。
これは京都大学への進学率が関西圏や周辺の都道府県の人が高くなるのと同様です。
 
コミュニティカレッジは地元の学生を対象としている学校でもあるため、学生寮がないということも珍しくありません。そんな中、編入率で学校を選び近くに住まいを借りるとなると、留学費用が高くなってしまったり、治安が悪かったり失敗の原因となってしまいます。
 
編入率を重視することは悪いことではありませんが、長期間海外で暮らすということも意識していくことが大切です。「人と生活する環境にストレスを感じるためホームステイやルームシェアは控えたい」「安心した生活を送りたいから日本人が多い方が良い」など、自分にとっての生活環境の希望も取り入れてあげましょう。
 

在籍する学生も気にすべきポイント

 
各国からの留学生を受け入れているコミュニティカレッジに通うのは地元の人だけではありません。そのため、様々な国籍・人種が集まる学校では、異文化交流などの留学ならではのメリットを得ることが出来ます。
 
ですが、中には日本人が多く在籍する学校があり、日本人で固まり英語時間が作り出せない。地元の人々ばかりで輪が出来て馴染めないなど、在籍する学生の構成によって悩みが生じます。
細かなことかもしれませんが、学生の構成についての情報を集めておくことも意外と大切になります。
 

まとめ

 
コミュニティカレッジ進学では、入学の条件、編入率など、一点ばかりに目を向けてしまうと、英語学習で手一杯になってしまったり、生活環境に馴染めなかったりとジワジワとプレッシャーやストレスがかかり、挫折要因となってしまいます。
そのため、しっかりと情報を集めて、事前に対策や準備できるものは行っていきましょう。

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