TOEFL juniorはどんな人にオススメの英語試験？

TOEFL juniorはどんな人にオススメの英語試験？

 
TOEFLと言えば海外留学に必要な試験として知名度の高い試験になりますが、種類があるため、自分の英語力に合わせて段階を踏みながら挑戦することが出来ます。今回は、TOEFL juniorはどんな人にオススメの英語試験？についてお伝えします。
 

TOEFL挑戦前の活用

 
TOEFLで知名度の高い試験は、海外大学進学や国内大学受験にて外部試験利用で活用することのできるTOEFL iBTやITPだと思います。
 
ですが、コミュニケーションを可能とする英語力の保持は前提とされ、大学の授業を支障なく受けることのできるアカデミックな英語力を測定する試験でもあるため、難易度が高いと感じる人も少なくありません。
 
そこで前段階として活用できるのがTOEFL juniorになります。
 
大学受験や留学などやりたいことが芽生えた時に、将来の選択肢を広げられるように英語力を備えるための試験として活用することができ、中高生を対象としている試験でもあるためTOEFL Primaryの延長で受験する方もいます。
また、受験資格に年齢制限があるわけではないため社会人や大学生がTOEFL iBTの前段階のステップとして活用することも可能です。
ただし、TOEFL junior Standard 2技能（Listening／Reading）とTOEFL junior Speakingの2種類のテストのためWriting力を測定することができません。
 
とは言え、語彙や英文の構成、論理的思考、要約力など、TOEFL iBTを受験するにあたり、ベースを鍛えることは可能となるため、いきなり難易度の高いTOEFLに挑戦するよりかは、自分の英語レベルに合わせてチャレンジしやすいと言えます。
 

前段階のステップとしてTOEICではダメ？

 
TOEICも大学受験の外部試験として取り入れられていたり、就職で英語力を証明する試験として活用され知名度も高いため、ハイスコアを取得することで様々なメリットがあると言えます。
 
しかし、TOEICはビジネス英語力に対して、TOEFL iBTは専門的でアカデミックな英語力を測定する試験となるため、そもそも測ることのできる英語に違いがあります。
 
いずれTOEFL iBTで結果を残し、留学や海外大学進学を将来の選択肢の一つとして取り入れたいと考えている方は、前段階の試験として社会学科や人文学科などのアカデミックな題材を扱っているTOEFL juniorの方が役立つ可能性が高まります。
 

まとめ

 
TOEFL juniorは中高生を対象とした試験でありますが、学習のステップとして活用できます。TOEFL iBT試験のレベルが高すぎると頭を抱えている方は、少しレベルを落としてTOEFL juniorから挑戦するのも自信につながっていくため良いのではないでしょうか。