英語の「チャンク」を覚えるメリットと学習方法

英語の「チャンク」を覚えるメリットと学習方法

 
英語のチャンク(chunk)とは日本語で「かたまり」という意味。
英語の世界では「決まり文句」や「ことわざ」「フレーズ」というような意味合いで使われることが多いです。
 
このチャンクですが、覚えるメリットが数多くあることをご存じでしょうか？
今回はチャンクを覚えるメリットと学習方法についてご紹介していきます。
 

チャンクを覚えるメリット

 
チャンクとみなされる文章は、「thank you very much」や「sit down」などのフレーズです。
2つ以上の単語のかたまりとなっていて、英語では頻繁に登場しますよね？
 
一体、このチャンクを覚えることでどのようなメリットを得られるのでしょうか？
詳しく見ていきましょう。
 
①実践的な英語が身に付く
ある研究によると、全体の会話の6割はチャンクで成り立っているといわれています。
つまり、英単語を1つずつ覚えるよりも2つ以上の単語が合わさったチャンクを覚えることで効率的に英語を覚えることができるのです。
 
また、チャンクは「フレーズ」なので覚えれば覚えるほど会話力が高まります。活用シーンが多いチャンクを覚えれば、英会話にも大いに活用できます。
 
②相手の英語が理解できる
英単語の中には、たった1つで複数の意味があるものもあります。一方、チャンクの意味はある程度決まっているので、自分が覚えたチャンクを相手が使った場合、その内容も理解しやすくなります。
 
相手が話す内容を理解できれば、英語でのコミュニケーションもより円滑に進めることができるでしょう。
 

チャンクの学習方法

 
チャンクはフレーズなので、暗記学習が適しています。
チャンクとして使える英語が学べる参考書も購入できるので、まずはこちらを購入して1日に少しずつ覚えていきましょう。
 
こちらはリーディングでチャンクをマスターしていく学習方法ですが、この方法で「思ったように覚えられない」という方はリスニングで覚えるのがおすすめです。
 
チャンクの音声はYouTubeなどの動画コンテンツでも聞くことができるので、こちらを活用して通勤や通学中に聞き流しながら学習するのも良いでしょう。
ぜひ、自分に合った学習方法を試してみてくださいね。
 

まとめ

 
英語は英単語が膨大にある言語です。
英単語の暗記はかなりの労力が必要となりますし、英単語ごとの組み合わせやシチュエーションで意味が変わることも多いです。
 
一方、チャンクは意味も大体決まっていて活用シーンも多いほか、覚えればすぐに英会話に使うことができます。
 
チャンクをマスターすれば着実にレベルアップするので、英語学習をする際は、ぜひチャンクの学習も取り入れてみてくださいね。