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STEAM教育よって変化する英語教育と求められる英語力

2022/06/01

STEAM教育よって変化する英語教育と求められる英語力

 
テクノロジーの発展に伴い、21世紀の新しい教育のスタイルともなるSTEAM教育の導入は各学校で進んでいます。そして、英語も対象となる科目の一つです。今回は、STEAM教育よって変化する英語教育と求められる英語力についてお伝えします。
 

STEAM教育について

 
STEAM教育とは「科学(Science)」「技術(Technology)」「工学(Engineering)」「芸術・教養(Art)」「数学(Mathematics )」の英単語の頭文字から作られた造語になります。
各教科・文理を分断した知識としてではなく、横断的に学ぶことを目的とした教育方針です。
 
文部科学省と経済産業省では現代に必要な能力として「1文章や情報を正確に読み解き、対話する力」「2科学的に思考・吟味し活用する力」「3価値を見つけ生み出す感性と力、好奇心・探求力」を定義しています。
そして、この3つの力を養うにはSTEAM教育が重要であり、グローバル人材育成につながると考えられているのです。
 

英語教育とSTEAM教育

 
教育改革が行われ、小中高と各段階を通し「聞く:Listening」「話す:Speaking(やり取り:interaction)」「話す:Speaking (発表:production)」「読む:Reading」「書く:Writing」4技能5領域の成長を目指し、コミュニケーションを図ることを可能とする英語力の強化を試みています。
 
そのため、英語の知識や技能を学ぶだけではなく、英語で何かを学ぶに切り替わり、どのように学ぶかというのも重要となってきています。
方針の変化に伴い、学校では先生が一方的に教える受動的なスタイルから、能動的な学習スタイルに切り替わり、実用的な英語力の成長だけではなく、英語で理解し思考する力を身に付けるためにアクティブラーニングが活発になってきているのです。
 
そして、2022年には高等学校においての学習指導要領が刷新され論理・表現の科目が追加になり、試験で点数を得るための授業ではなく、実践的な英語力を身に付ける方針になっています。
 

まとめ

 
グローバルで活躍できる人材育成は国が総力を挙げて取り組んでいます。
その中で期待されているのがSTEAM教育になります。
小学校からのプログラミング教育の導入も一つの例にはなりますが、英語教育においても試験英語から使える英語力習得に切り替わり、さらに分析力、問題解決力、論理的思考力などを意識した取り組みが小学生から行われています。
学校教育から求められる英語レベルは上がってきているため、子供が小さい場合には親御さんも共に英語への向き合い方について考えていかなければなりません。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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