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アジア諸国の中でも英語力の低い日本人が行うべき英語学習

2022/06/01

アジア諸国の中でも英語力の低い日本人が行うべき英語学習

 
2021年度の英語能力指数ランキングにおいて日本の英語レベルは「低い」と分類され、日本人の英語レベルが低いというのは周知の事実です。世界だけでなく、アジア諸国の中でみても日本人の英語レベルは高いとは言えません。そんな日本人が行うべき英語学習についてみていきましょう。
 

英語レベルの高いアジア諸国に共通していることは?

 
2021年の英語指数ランキングにおいて日本は78位となっており、前年度より大幅に順位を落としています。アジア諸国だけでみていくと、全体4位のシンガポール、フィリピン、マレーシアと続き、日本は24か国中13位となっています。
 
英語レベルの高いアジア諸国は、英語圏の植民地であった歴史、多言語国家といった特徴もありますが、早期英語教育も共通点です。
小学校から英語の授業が始まり、英語を学ぶ授業ではなく、英語で学ぶ授業を行っているのがフィリピンやシンガポールです。
また、フィリピンやシンガポールは英語を公用語として用いていることもあり、小さな頃から英語と自然に触れる環境にあります。
 

日本の早期教育に期待はできるのか?

 
日本では教育改革によって小学校からの英語授業がスタートしました。それに伴い英語活動を取り入れている幼稚園や保育園も増えています。
 
小学校では教員の英語レベルについて不安視されていましたが英語専科教員が配置され、中学校、高校でのオールイングリッシュ授業、発表やディスカッションといったアクティブラーニングが活発になり、将来につながる学習スタイルへと変化しています。
こういった取り組みにより、令和元年の英語教育実施状況調査の結果によると中高生の英語レベルは上がってきており、英語教育の成果がじわじわと見えてきていると言えるでしょう。
 
しかし、英語が教科として切り替わったり文法を教わる段階で、やはり英語に対して嫌い・苦手といった感情が芽生えてくる学生もゼロではありません。
さらに大人になると英語の必要性を理解することが出来ますが、自分で将来を捉えることがまだまだ難しい子供達にとっては、日本語で生活できてしまうため日本語で十分という考えを持つ学生も少なくありません。
そのため、早期英語教育の成果を出すための課題は山積みと言えるでしょう。
 

まとめ

 
早期英語教育が活発になってきている日本において、じわじわと学生の英語力も向上しています。使うことを意識した授業スタイルへと変化していますが、学生が苦手意識を抱きやすい文法・構文の教え方に変化を与えなければなりません。
日本国内では感覚で英語をマスターしていくのは困難でもあるため、学生の英語への難しいを解消してあげる試みも必要と言えるでしょう。

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