TOEIC勉強法
TOEIC Study Tips
グローバル化が進みIT業界が賑わいを見せていますが、その中でブリッジエンジニアという職種が注目されています。今回は、海外エンジニアと日本企業とをつなぐブリッジエンジニアになるために求められるTOEICスコアと英語力についてお伝えします。
IT業界において日本の拠点だけではなく、海外チームと共同で開発しプロジェクトチームが発足されるのは当たり前の状況となってきていますが、その際に壁となり得るのが言語です。この言語間の壁を壊し、共通言語となる英語でつなぐのが「ブリッジSE」「ブリッジシステムエンジニア」など様々な呼び方もされるブリッジエンジニアの役割になります。
そして、ブリッジエンジニアは管理職でもあるため海外開発の担当に指示を出すこともありますし、日本開発チームの意見をまとめて伝えることもあります。
ブリッジエンジニアは実務経験が評価され任命されるケースもありますが、ブリッジエンジニアに関する求人募集を見ると、TOEICスコア700点以上が要件とされることが多いため、ブリッジエンジニアを目指している方は700点以上のスコア取得を目指し試験に挑むのがオススメです。
ただし、先ほども述べた通りブリッジエンジニアは管理職としての役割を担っているため、話す・聞く・読む・書く4技能において実用的な英語力が身に付くような学習を行っていくことが重要です。
日本と海外開発チームの間に入りただ指示を出したり、意見を述べれば良いというわけではなく、生産性の向上や、品質確保を意識しつつ、具体的な指示を正確かつ適切に出さなくてはなりません。また、トラブルがあった際には迅速な対応が必要となるため、スピードと正確さが求められることになります。
さらに管理職としてリスクマネジメントを行う必要があるため、国内外共にチームとのコミュニケーションを行うことも大切となります。
このようにブリッジエンジニアには試験以上の英語運用能力が求められることになるため、試験対策メインの学習ではなく、将来的に活きる英語力習得に励む必要があります。
また、使用頻度の高い表現や語彙について知識を入れておくことも大切ですが、フレーズや表現を丸暗記するだけでは、十分なコミュニケーションを図ることはできませんので、覚えた言葉を応用できるような自由度の高い英語力を身に付けていきましょう。
ブリッジエンジニアを目指すのであればTOEICスコア700点以上の取得が目安となります。しかし、実務で求められるのは、試験よりも遥かに高い英語運用能力となるため、試験対策学習に励む場合には、先を見据えながら勉強方法を選び、将来的に役立つ英語習得を目指していきましょう。
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