IELTS勉強法
IELTS Study Tips
ケンブリッジ大学やインペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)と共にイギリスのアイビーリーグとも称されるラッセルグループの加盟校となるグラスゴー大学は歴史ある名門大学です。今回はグラスゴー大学の偏差値と進学に必要なIELTSスコアについてお伝えします。
グラスゴー大学は1451年にスコットランドのグラスゴー市に創立され500年を超える歴史ある公立大学。エディンバラ大学、アバディーン大学、セントアンドリュース大学と共にスコットランドの古代大学として名を刻んでいます。
スコットランドの首相、世界に壮大な変化を齎したジェームス・ワットなど、世界を動かす重要人物を輩出し、その中には日本人卒業生も含まれます。
留学生割合はおよそ4割となりますが、多くがヨーロッパ諸国、アメリカ、中国、インドからの留学生となります。日本からの留学生割合は少ないため、日本という環境を離れ勉学だけではなく異文化理解力を高めグローバルに活躍できる人材として成長を促したいという人にとっては適した環境になります。
グラスゴー大学の学部には、教育学部、工学部、人文科学部、法学部、獣医学部などがあります。この中で高い評価を得ているのが医学、獣医学、歯学、看護、法学、生物化学などの分野が挙げられます。
また、連合校として、スコットランド唯一の公立美術学校グラスゴー美術学校、農業教育を中心とした教育を行い研究型機関となるスコットランド農業カレッジがあります。
グラスゴー美術学校の学士、修士、博士といった学位はグラスゴー大学より授与され、スコットランド農業カレッジはコースに応じてグラスゴー大学またはエディンバラン大学より授与されます。
イギリスには偏差値という概念がないため、ランキング等から難易度を見てみましょう。
グラスゴー大学はQS世界大学ランキング2023年で81位にランクインしています。近しい日本大学は79位の東北大学で、偏差値は64~80となるため、一つの目安として参考にすると良いでしょう。
直接進学に必要となるGPAは3.5以上となり、IELTSスコアは最低6.5以上、TOEFL iBTですと最低90点以上が必要となります。ファウンデーションコースを経由することもできますが、合格率70%オーバーとなるためGPA成績が優秀かつ英語レベルが高ければ直接進学を狙える大学でもあります。
世界で活躍する数々の著名人を輩出し、国内外で教育水準の高さが認められているグラスゴー大学に進学するためにはIELTS6.5以上が必要となります。そして、学びを深めるためには試験で測ることのできない自由度ある高度な英語力が求められることになります。英語試験スコアに執着することなく、しっかりと英語の実力を上げてIELTS試験もしかり入学試験に臨みましょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。