IELTS勉強法
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オーストラリアで初めて設立された最も古い大学となるシドニー大学は世界大学ランキングに上位に位置し、大統領やノーベル賞受賞者を輩出している歴史ある名門大学です。今回は、シドニー大学への進学に必要な偏差値とIELTSスコアについてお伝えします。
シドニー大学はオーストラリアのニューサウスウェールズ州シドニーに1850年に創立された公立大学で、オーストラリア最古の大学です。
2022年世界大学ランキング(Times Higher Education)では58位にランクインし、研究型のイギリス大学から構成されたイギリスラッセル・グループ、アメリカの名門私立大学で構成されているアイビーリーグと並び、国際的に評価を受ける大学群総称の一つでもあるオーストラリアの名門大学グループオブエイト(Group of Eight)に属しています。
住みやすい街として名前の挙げるシドニー中心地に位置するシドニー大学では、アクティビティやサークルが盛んで国際交流という観点からも魅力的な大学です。また、シドニー大学はQS Graduate Employability Rankings2022年で4位にランクインし、専門分野に特化した技術・知識的な側面だけではなく、働くにあたり必要となるソフトスキル・エンプロイアビリティを磨ける大学でもあるため、海外就職を視野に入れながら学びを受けたい人にとっては適していると言えるでしょう。
シドニー大学では社会学科、教育、ビジネス、芸術、建築、薬学、看護など、あらゆる分野を網羅しています。強いて挙げるなら法律、教育、医学特定の分野を強みとしていますが特定分野に優れているというよりも、どの分野においても高い水準を誇っているのが特徴です。
オーストラリアの大学進学に必要な学力目安を偏差値で表すことはできませんが、日本大学と比較し難易度について見てみましょう。
シドニー大学はQS世界大学ランキング2023年で41位にランクインしています。日本大学で近しいランキングに位置しているのが、36位の京都大学になります。
京都大学の偏差値は60.0~72.5とされているため、目安として考えることもできますが、QS世界大学ランキングは入学難易度だけが評価対象ではないため、偏差値80以上が理想と言えます。
そして、進学に必要なIELTSスコアは7.0(6.0未満なし)TOEFL iBTですと96以上(Listening/Speaking/Reading;17未満なし、Writing:19未満なし)となります。
高校卒業後に進学する場合、ファウンデーションコースを経由することが多くなると思いますが、それでもGPAと英語力は条件とされます。英語力の最低条件はIELTS5.0以上となりますが、英語レベルによって修学期間が異なるため、最低でもIELTS6.0以上という心持で勉強に励むのがオススメです。
生活環境においても過ごしやすいシドニーに位置するシドニー大学は伝統ある質の高い教育を提供しています。進学するためには英語力が必要となりますが、進学後には海外で生活し大学の授業を受けることのできるアカデミックな英語力が必要となりますので、IELTS試験のスコアメイク段階で、しっかりと使える英語力を意識しながら英語学習に励むようにしましょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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