大手企業などの広報という仕事において必要となる英語能力

大手企業などの広報という仕事において必要となる英語能力

 
トヨタ自動車やPanasonicなどが開発した商品を国内外問わず製品発表する際に活躍するのが広報という仕事になります。新製品を消費者にアピールすることで、売れる可能性を高めることにもなる大事な業務なのです。今回は、大手企業などの広報という仕事において必要となる英語能力についてお伝えします。
 

広報という仕事について

 
広報とは、企業活動や事業活動、製品にサービスなどの情報をあらゆる方法を活用して発信する業務になります。テレビや雑誌といった媒体だけでなく、現在ではSNSなどのインターネットを利用した発表を行うことになります。
 
営業よりも深く製品やサービスの知識を持ち、消費者に訴えかけることが求められる業務となるため、専門的な内容からコミュニケーションスキルといった能力が備わっていなければ出来ない仕事でもあり、この広報の働き一つによっても、製品の売れ行きを左右することもあります。
 
トヨタ自動車やPanasonicなどの大手では、その広報活動も自社の情報を世間に伝えるブランディングを推進する役割を持ち、社会的な立ち位置を示すことにもなり、非常に大切な業務なのです。
 

広報に求められる英語力

 
グローバル化が進む現代社会において、広報の業務は国内向けだけでなく、諸外国に向けて発信する必要性も高まってきています。これは、インターネットが普及していない時代であれば難しい事でしたが、インターネットやSNSの普及した現代では企業規模を問わず利用できる、全世界への発信ツールなのです。
 
日本語を理解できる人口はせいぜい1億2000万人程度です。しかし英語を理解できる人口は約15億人。この数の力を利用しない手はありません。
 
そのため、広報に英語能力を求められる理由は明白なのです。
大手企業の広報では、専門的な能力だけでなく言語力・コミュニケーションスキルの高いグローバル人材を確保するなど、世界を視野に入れた人材育成にも力を入れている傾向が強いのです。
 
これは、海外進出に力を入れたい中小企業やベンチャー企業でも同じだと言われていますので、広報という仕事に就きたいと考えている学生は、しっかりと語学力アップに励んでおきましょう。
 

まとめ

 
広報という仕事は、メディアに商品やサービスに自社の強みなどを紹介し、顧客に喜んでもらう情報発信をする業務になります。商品やサービスによっては、海外でヒットする可能性もありますので、海外へPRできるだけの高い英語力・コミュニケーションスキルは養っておくべき業種だと言えます。