IELTS勉強法
IELTS Study Tips
皆さんは、LLMプログラムについてご存知でしょうか。名前は聞いたことはあっても、具体的に何を学べるプログラムなのか詳しく知らない人がほとんどだと思います。
そこで、今回は簡単なLLMプログラムの紹介と受講に必要なIELTSのスコアについて取り上げて見たいと思います。
そもそもLLMが何なのかという話ですが、LLMは「Masters of laws」の略称で、アメリカのロースクール、法学教育機関の課程の一つです。
アメリカのロースクールでは基本的にJDとLLMという二つの課程が用意されているのですが、前者は法曹資格の取得を目指して通う通常のプログラムで、アメリカの4年生大学の学部を卒業している人が対象です。
そして後者はJD相当の法学教育をアメリカ以外の国で受けたことがある人や留学生を対象としたプログラムです。この二つは同じロースクールのプログラムでも学ぶ内容が異なっており、JDは3年間じっくり法曹資格を得るために基礎から学ぶのに対し、LLMはすでに法学知識の基礎を学んでいる人ばかりなので、数ヶ月から1年という短い期間で税法などの専門性の高い知識を身につけることを目標としています。
現在LLMでは多くの留学生が学んでいますが、より専門性の高い知識の習得を目指すためにLLM学ぶ人や、アメリカで法曹資格を取得するために学んでいる人など、動機や目的は様々です。
ちなみに、LLMを無事に取得すると日本では法学士、または法学修士と呼ばれるようになります。
LLMプログラムを受講するためには法学教育を受けた経験の有無はもちろんですが、アメリカのロースクールの講義を理解できる一定以上のレベルの語学力が求められます。
この英語力を証明するためにはロースクールサイドから指定された英語の資格試験のスコアを提出する必要があるのですが、主にTOEFLやIELTSなどが利用されています。
北米では主にTOEFLのスコアの提出を求められるケースが多いそうですが、一部のロースクールではIELTSのスコアも受け付けているらしいので、事前に確認してみましょう。
ちなみに、IELTSのスコアを利用する場合は7.5以上、TOEFL換算だと100点以上のスコアが求められているそうです。
以上、LLMプログラムの受講に必要なIELTSのスコアについて取り上げてみました。
IELTSの7.5以上はTOEICの満点とほぼ同じ実力を有していなければ叩きだせないハイスコアですが、LIBERTYではIELTSをはじめとする英語の資格試験専用の対策コースの用意をしています。試験対策に不安のある方は、ぜひ受講してみてください。
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