IELTS勉強法
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社会科学系分野においてはオックスフォード大学、ケンブリッジ大学(オックスブリッジに)匹敵する名門校となるロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)。今回は、ロンドン経済大学LSEの偏差値と進学に必要となるIELTSスコアについてお伝えします。
LSEは、1895年イギリス、ロンドンに設立された国立大学となります。
ロンドン大学群のメンバーであり、イギリス研究型大学で構成されたラッセルグループの一員であることから、教育レベルの高い大学として知られています。
自然科学系の分野をほとんど持っておらず、人文科学系と社会科学系が中心となる大学。イギリス国内で初めて設置した社会学科においては、特に高い評価を受け続けている分野となり、オックスブリッジに匹敵するレベルと定評があります。
留学生の割合は修士課程も含めると70%以上となっているため、イギリスだけではなく世界的に見ても多文化大学と言えます。また、周辺にはユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)やインペリアル・カレッジ・ロンドンといった有名大学も点在しているため、日本人と出会う機会も少なくはないでしょう。
LSEで学べる分野は、会計学、経済学、ファイナンス、政治、国際開発、法学、メディア・コミュニケーション、心理学、社会政策、統計学、データーサイエンスなどと、人文科学系と社会科学系の大学となるため、他大学よりはコースは少なくなります。
強みとしている学科は、社会学、経済学、メディア・コミュニケーション学、地理学、人類学、社会政策などが挙げられ、社会学・経済学分野に強く、主要な大学ランキングでは上位常連校になります。
LSEはQS世界大学ランキング2023で56位にランクインしており、近しい順位の日本大学には55位:東京工業大学、68位:大阪大学が入っています。イギリス大学には偏差値という概念がないため、一つの難易度の目安とすることが出来ます。
ただし、LSEの学部入試の倍率は10倍以上、合格率は15%程となり、法学、政治学といった人気の学部になるとさらに難易度は上がり、オックスブリッジ相当と考えて遜色ないでしょう。
そして、直接進学に必要となるIELTSスコア7.0以上、TOEFL iBTですと100点以上が要求されます。日本の高校卒業後にはファウンデーションコース(大学進学準備コース)を経由する方が多くなると思いますが、LSEではファウンデーションコースが設けられていないため、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)、ウォーリック大学のファウンデーションコースを活用するケースが多くなります。
ファウンデーションコースでも英語力は入学条件とされIELTS6.0以上が必要となります。
社会科学系分野に特化したトップクラスの大学となるロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)には各国から優秀な学生が多く集まってくるため、入学は狭き門となります。
そして、英語力に関しては、ファウンデーションコースにしてもIELTSスコアだけではなく、授業に参加可能なアカデミックな英語力は備えていて当然といった状況でもありますので、試験に特化した英語学習を繰り返すのではなく、生きた使える英語力の習得を目標にして学習に励みましょう。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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