IELTS勉強法
IELTS Study Tips
ロンドン大学を構成するメンバーで、腫瘍学に特化した研究機関となるのがロンドン大学癌研究所(インスティチュート・オブ・キャンサー・リサーチ)です。今回は、ロンドン大学癌研究所進学に必要となるIELTSスコアについてお伝えします。
2003年にロンドン大学の正式なメンバーとなったロンドン大学癌研究所(The Institute of Cancer Research)、略称ICRは、1909年に病院の研究部門として設立され、100年以上、治療、予防、解明など最先端の癌研究で世界をリードし、影響を与える研究機関として国際的に知名度を誇っています。
また、目覚ましい研究成果により2017年にはRoyal Anniversary Trustによって貢献した高等教育へ授与されるクイーンズ・アニバーサリー賞を受賞しています。
ロンドン大学癌研究所が設置している部門は、生化学、乳がん、がん治療、臨床研究、遺伝子免疫学、分子病理学、放射線・画像、構造生物学、遺伝子機能、磁気共鳴研究、小児腫瘍学研究となります。
また、乳がん専門の「The Breast Cancer Now Toby Robins Research Centre」、がん治療薬の発見と開発に貢献する「The Cancer Research UK Cancer Therapeutics Unit」、インペリアルカレッジロンドンと共に設立した「Cancer Research UK Convergence Science Center」など、最新の学習設備が整えられているのが特徴でもあります。
ロンドン大学癌研究所で取得できる学位は、腫瘍学の修士号と、博士号になります。
博士号においてはフルタイムを選択することにより4年間で課程を修了することが可能となります。
そして、海外(英語)での就学経験といった語学条件を満たしていない学生には英語力の証明がエントリー要件となりますが、その際に必要となるIELTSスコアは7.0以上(6.0未満なし)となります。条件付き入学の可能性もありますが、国内でも正しい学習を行うことで十分に狙えるスコアとなりますので、語学留学が目的とならないように、応募前に英語力を計画的に高めていくことをオススメします。
腫瘍学や癌遺伝子学で世界を牽引するロンドン大学癌研究所へ進学するためにはIELTS7.0以上が必要となります。
IELTSのボーダークリアを目標とすることも大切ですが、進学後には専門性の高い授業についていくためのアカデミックかつ高度な英語力が必要となります。そのため、試験点数を目標とするのではなく使える英語力習得を意識して英語学習に励むことも進学先で挫折しないためのポイントとなります。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。