IELTSでスコアアップしないのは英会話力の低さが問題！

4技能を測るIELTSは、学生にとって非常に難しい英語試験と考えられています。その難しさの要因に、スピーキングやリスニングと言う英会話力が求められるポイントが難題となっている事があります。今回は、IELTSでスコアアップしないのは英会話力の低さが問題！についてお伝えします。
 

IELTSでスコアアップに必要な英会話力

 
英語で何が一番難しいという問いに対して、自分自身で英語を組み立てて口に出すのが難しい！という方が多いと思います。これは、英語総合力が必要となるため、スピーキングやリスニングに英語構築能力が低ければ、会話を成り立たせることが困難となるので、最も難しいと感じても不思議ではありません。
 
ですが、この能力が伸びなければIELTSでのスコアアップや外国人とのコミュニケーションを図ることが非常に難しくなります。そこで、英会話力を伸ばす為にも、暗記重視のインプット学習ばかりに取り組んでいる方は、アウトプットも意識した学習を取り入れていくことも大事になります。
 
日本語はスラスラ言葉が出てくるけれど、英語を話すとなると頭で色々考えて言葉が出てこない。これは経験の少なさが問題となっていて、積み重ねのある日本語と積み重ねの少ない英語では熟練度が違うため、英語能力が低くても仕方がないのです。だからこそ、使うことに重点を置くことが英語力アップには必須と言えます。
 

使うことへの不安を取り除こう！

 
英会話が苦手という方は、IELTSのスピーキングでスコアダウンさせている傾向が強いので、スピーキング能力を高めなければならいのですが、日本国内で英会話をする環境が少ないため、スピーキング能力が伸びないと考えている方も多いことでしょう。
 
しかし、話す以前に問題となっているのが、英語を構築する能力が低い可能性が高いです。
日本人の多くは、インプットを主体とした英語学習を得意としていますが、その情報を正しく組み立てる構造・構築する力が低いことで、声に出せずにいる傾向にあります。
 
ですので、会話する環境に身を置く以前の問題である可能性があります。
まずは、聞かれた事に対して英文を作り切る能力・自身が相手に質問したい事を作り切る能力を伸ばしていくことが重要です。文章校正を頭で瞬時に出来なければ、英語での会話のラリーは続きません。
 
イントネーションやスピードは、英語構築能力の次に必要となってくる力ですので、まずは英文を組み立てることであったり、相手の意思を汲み取る英語力を伸ばしていきましょう。
 
そして、英語が話せる人との会話経験を増やしていくことにより、英語のスピードやイントネーションといったポイントの修正が行えます。段階を経て英会話力を伸ばしていくことが重要なのであり、IELTSでのスコアアップに繋がっていくことを知りましょう。
 

まとめ

 
IELTSのスコアダウンの要因にもなり、外国人とコミュニケーションが上手に図れない理由の一つが、スピーキングやリスニング能力が低いといったことがポイントとなっている傾向が強いのですが、それ以前に英語の全体像を理解できていない可能性が高いのです。
英語を正しく構築する力が低ければ、インプットした情報を吐き出すこともできませんので、英語の正しい使い方を、まずは、しっかりと学ぶことをおすすめします。
そうして、英文を正しく使いこなせるようになり、経験値を積み上げるアウトプット学習に取り組むことが、IELTSのスコアアップや外国人と流暢に英会話で交流できるといった状況になるので、順追って英語学習に努めましょう。