疑問に思う方が多い英会話レッスンで暗記させられるフレーズの謎

仕事や留学先で、困らない様にするために英会話スクールなどのレッスンを受けて、会話できる様にすると意気込んでいる方は多いと思います。しかし、そこで教わるのはフレーズ集ばかりで成長しないケースも少なくはありません。今回は、疑問に思う方が多い英会話レッスンで暗記させられるフレーズの謎についてお伝えします。
 

なぜフレーズばかりを暗記させられるのか？

 
英語を話せる様にしたいと考えている方にとって、英会話スクールなどに通って英語を使う機会を増やして、流暢に英語を話せる様にしたいと行動に移す人は多いと思います。
しかし、スクールに通っているのにも拘らず、多くのフレーズ集を暗記させられるといったケースも少なくはありません。
 
それが、1ヶ月2ヶ月も続くと、なぜフレーズばかり覚えなければならないのか？と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。そのフレーズが必要と感じるような事も多々あるでしょう。フレーズの丸暗記は別に悪い事ではありませんが、ご自身で動詞や固有名詞を他の単語に入れ替えて文章を構築するなど、汎用的な使い方にまでフォーカスしていない方が多い様にも感じます。
 
1から100の事を教わってプラスαの味付けをするのは自分自身ですので、暗記したフレーズが全てでない。ということを意識して英会話レッスンを受けると、より英語を話せる人に見られるようにもなっていきます。
 

英語がしゃべれる人に見られるための重要なポイント

 
教科書に載っている英語は片言であり、丁寧な言い回しです。
これは、日本語の勉強をする際も同じです。
外国人が使わない様な言い回しを使わされるのが、勉強であり基礎を知るための方法ですので、形にきっちりはめられているということを知りましょう。
 
そして、海外ドラマや洋画を見て見ると、丁寧な文章で構成されるわけではなく、ネイティブが省く言葉があるなど、非常にラフで伝わる口語で話しているということにも気が付けます。
 
基礎から学ぶことで、丁寧な言い回しであったりビジネスでも困らない英語を身に付けられますが、すぐにでも伝わる英語をマスターしたいというのであれば、海外ドラマや映画などの日常劇で話されるフレーズを暗記して使いこなせる様にするのも一つの英会話の上達方法です。
 
何も全て綺麗に英語が話せなければならないというのは、TOEFLやIELTSといった答えの基準があるものに対しては非常にシビアになりますが、口語で使う英語に関しては、そこまで丁寧な言い回しであったり、教科書通りの話し方をしなければならないという訳ではないので、伝わる英語を意識した方がよいのかもしれません。
 

まとめ

 
英会話を上達させるために英会話スクールなどへ通うようになった社会人や学生は大勢いますが、実際に英語習得に辿り着けたという方は非常に少ないため、大抵の方が挫折しています。挫折する理由も、場面場面で使えそうな英語をチョイス出来ないであったり、汎用性のある英語を話せずコミュニケーションが図れないといった事が多い様に感じます。
 
そこで、英語を上達させるためには、まずは英語の基礎構造や規則といった概念を学び、失敗の回数を減らすことが大切です。また、英会話のフレーズを暗記したとして、フレーズの中の単語を入れ替えるなど汎用性のある学習に取り組むことをおすすめします。