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小学校は楽勝!でも中学から英語が嫌いになる理由について

2023/04/01

英語の授業が好きと答える小学生が多いのに対して、中学生にあがると英語が難しい苦手と答えるケースが非常に目立ちます。今回は、小学校は楽勝!でも中学から英語が嫌いになる理由についてお伝えします。
 

小学校と中学校での英語学習のギャップ

 
英語学習の課題とも言われているのが、小学生の頃は英語が楽しいと言う生徒が多かったのにも拘らず、中学卒業頃には英語が嫌いになる学生が多いことです。
 
このギャップは、たった3年程度で引き起こされている現象なのです。
なぜ、このようなギャップが引き起こされるのかと言えば、中学校では英語学習が文法中心となり、英語を使うより使い方に極振りしてしまっていることが問題となります。
もちろん、文法構造を理解することは重要なのですが、よりその文法構造を正しく理解することが出来ずに、難しく感じてしまう学生が多い状況となっています。
 
これは、日本語と英語の構造の違いであったり、英語独自のルールを正しく教えられていないことが問題となっていて、生徒が英語と日本語の乖離に戸惑っているとも言えるのです。日本語は日本語、英語は英語という違う語学であるとは把握していても、理解することが出来ずにいれば、英語が難しいに繋がってしまうのは仕方がない事なのです。
 

英語を嫌いにならないために重要な事

 
英語学習において文法はもちろん重要で、正しく理解し習得してから次に進む学習スタイルも日本においてはポピュラーでしたが、最初は間違えながらでも、使っていくうちに正しさに気が付いていく学習が語学には大事なケースもあります。
 
特に、小学校や中学校では、英語を話す事や使うことへの抵抗を無くすことが大事であり、失敗しても問題ないという意識を高めるべきでもあるのです。
 
そうして、間違っても試行錯誤し、正しい英語に近付ける学習を行った方が、英語レベルは向上することでしょう。また、使うことに抵抗が無くなった段階から、正しい文法の使い方であったり、ビジネス英語など丁寧な英語の使い方などを学んでいった方が、実践的な英語力を養える可能性は高いと言えます。
 
使うことや失敗への恐れや恥ずかしさを助長させるような学習スタイルでは、英語習得することは難しいので、小学校や中学校から完璧を目指すよりは、使うことへの抵抗を除いてあげる方が重要と言えるでしょう。
 

まとめ

 
英語が楽しいと言う小学生が多い一方で、中学生や大人になると英語が嫌いと言うケースは非常に多く、これが日本の英語学習の本線になっています。
 
しかし、グローバル化が進む現代において、この考えではいけないのは肌で感じている大人や学生は多いことでしょう。では、これから英語を学ぶ上で、どう学習するべきなのかと考えた時に、一番大事なのは英語を使うことへの恐れを排除して、失敗しても良いということを身に付けてもらうことが重要な課題だと言えます。
 
失敗から成功へと導く手助けを教育者が行えれば、英語習得の道は開かれます。
もちろん、失敗をしない方法を教える事も大切ですが、「失敗してはダメ」という考え方を幼いころから持たせることが、語学学習においてはデメリットであることに気が付かなければならないのです。

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