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大学受験英語の勉強法

University Entrance Examination Study Tips

大学受験に合格するための英語勉強方法は?初心者から上級者までレベル別に紹介!

2024/02/07


大学受験で英語が必要な方は、どのような方法で勉強をすれば合格できるのか気になりませんか。インターネットで調べても情報が溢れているので、自分に合った勉強方法がなかなかわからないと思います。
 
そこでこの記事では、大学受験でやってはいけない勉強方法や分野別勉強法、さらに初心者から上級者までレベル別にも詳しく紹介していきます。英語の勉強に行き詰っている方は、ぜひ参考にしてください。
 

大学受験の英語とは?

 

 
大学受験の英語とは、どのようなものかご存じでしょうか。英語の勉強を始める前に、特徴を把握しておくと進めやすくなります。ここでは大学受験の英語の全体像を紹介していきます。
 

大学受験英語に苦手意識を持つ理由・原因

 
大学受験の英語につまづいて苦手意識を持つ原因の1つは、長文の読解力がないためです。
 
大学受験の問題の約6~7割は長文読解問題で、文法問題やその他が約3~4割です。半分以上が長文なので、読解力がなければ問題を見た途端に嫌になってしまう可能性があります。
 
大学受験の英語に挑戦する度に嫌な気持ちを持っていると、次第に英語に対して苦手意識を強めていくことになります。
 

問題 構成割合
長文読解 6~7割
文法・その他 3~4割

 

大学受験では英語の勉強が重要

 
大学受験で英語が重要な理由の1つは、多くの大学入試で英語が必須科目だからです。
 
大学受験を受ける場合は必ずと言っていいほど英語が必要なので、英語の成績が良くないと合格できません。
 
また、国公立大学や一部の私立では英語力を重視しているので、入試における英語の配点割合が高くなっていることがあります。その場合、英語の成績が悪いと極端に不利になって合格が難しくなるでしょう。
 

いつから勉強を始めるべきか

 
英語は大学受験で必須科目といえるので、勉強のスタートは早ければ早いほど良いです。そのため、大学受験を考えたなら、その時に始めるのがベストです。早くにスタートすれば、より的確に読み書きができリスニングにも慣れられます。
 
ちなみに、高校生が受験勉強を始めるタイミングで一番多いのが「高校3年の春」でその次が「高校3年の夏」といわれています。高校3年の夏は部活が終わって勉強に集中できる環境が整うので、遅くても高校3年の夏には始めると良いでしょう。
 

大学受験英語でやってはいけない勉強法

 

 
大学受験英語ではやってはいけない勉強方法がいくつかあります。間違った方法では思うように英語が身につかないので、ここで紹介していきます。
 

参考書を複数冊同時に買う

 
やってはいけない勉強方法の1つが、参考書を複数冊同時に買うことです。
 
英語を複眼的に見れるようで有効に感じますが、いろいろ手を付けると全て中途半端になってしまいます。中途半端な理解では大学受験には太刀打ちできません。
 
まずは1冊を熟読して、何周も読むのがおすすめの勉強方法です。そして基礎をしっかりと固めていくと、長文読解やリスニングで英語が理解できるようになります。
 

英単語を軽視する

 
英単語を軽視する勉強は良くありません。
 
英単語を1つ1つ覚えていくのは大変な作業ですので、面倒くさいと感じてしない人がいます。しかし、十分な量の英単語を知っていないと長文読解はできません。つまり、大学受験で合格できないということです。
 
長文読解では文法も必要ですが、英単語がベースとして必ず必要な知識です。英単語をしっかりと覚えるだけで、成績が上がる場合もあります。面倒でも1つ1つしっかりと覚えていくようにしましょう。
 

長文から解きはじめる

 
大学受験の英語は6~7割が長文読解問題ですので、長文から始める人がいます。しかし、いきなり長文から始めるのはおすすめできません。
 
例えば、英単語の知識が不足している状態で始めても、何もわからないでしょう。また、英語は語順が変わると意味が変化するので、文法を理解していないと正確に訳せないので問題が解けません。
 
つまり、基礎が固まっていない状態でいきなり長文から勉強を始めても効率よく成績を上げられません。まずは英単語や文法、構文など基礎から学ぶようにしましょう。
 

問題を解きっぱなしで復習しない

 
英語に限らず、問題を解いた後に復習をしない勉強方法はやってはいけません。
 
例えば、ある問題を間違えたとして、その問題でどうして間違えたのかを復習して分析しなければ、また同じミスをしてしまう可能性があります。英単語が分からなかったのか文法の理解を間違えていたのかなど、ミスした原因をしっかりと把握するようにしましょう。
 
また、問題には正解していたとしても、本当に正しく理解できているのかを見直すことも大切です。「できた・できなかった」が気になりますが、どちらであったとしても復習をするようにしましょう。
 
そうすれば自分の英語力を正確に把握できるので、自分に合った勉強方法を選択しやすくなります。
 

志望校の過去問をいきなり解く

 
長文問題をいきなり解くのと同様に、志望校の過去問をいきなり解くのもおすすめできません。
 
過去問を解く目的は「出題傾向を理解すること」と「苦手分野を見つけること」です。もし基礎知識がない状態で過去問を解いたとしても、難易度が高いのでほとんど解けず意味がないでしょう。
 
また解けない経験によってモチベーションが下がったり苦手意識を持ったりする要因になります。まずは、英語の基礎知識を身に着けるのが大切です。
 
ただし、志望校と自分の実力の差を把握するために、1度解いてみるのは構いません。
 

大学受験英語の分野別の勉強方法

 

 
大学受験の英語を効率的に進めるためには、分野別に適切に勉強する必要があります。そこでここでは、分野別の勉強方法を紹介していきます。
 

英単語

 
大学受験の英語で最もベースになるのが英単語です。知らない単語がたくさん散らばっていると、文章を読めません。まずは中学校や高校で習う英単語を覚えていきます。
 
一からやっていると非効率なので、覚えられていない単語だけをチェックします。チェックした英単語を繰り返し声に出したり書いたりして、1日単語帳を4~5周して覚えていきましょう。
 
一般的に文章の97%の単語が分かっていれば、全体の意味を把握できるといわれています。そのため、英単語帳の97%以上正答できるレベルを目指すと長文もリスニングも問題なくなります。
 
大学受験におすすめの英単語帳11選!難関大学合格・共通テスト対策に!
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文法

 
大学受験では英文法の理解も大切です。英作文や長文読解でベースになる知識ですので、しっかりと覚えていきます。
 
英文法におすすめの勉強方法は「インプットとアウトプットを順番にする」です。
 
まずは英単語を覚えるように毎日時間を見つけてコツコツと、参考書や単語帳の例文などで文法を丸ごと暗記していきます。
 
次は覚えた文法を実際に使うために問題集を解いたり例文を作ってみたりします。慣れないうちは単語を少しずつ変えて作ってみるのがおすすめです。
 
英文法の効率的な覚え方まとめ!勉強法のポイントや注意点もご紹介!
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英文解釈

 
英単語や文法を覚えてきたら、次は英文解釈をしていきます。英文解釈とは、英文の構造を掴む学習です。文章を句や節、品詞ごとに分けることで、分構造や分同士の関係性を理解していきます。
 
英文解釈ができると英文がスムーズに読めるようになり、リスニングも聴き取りやすくなるでしょう。
 
最初は英文にスラッシュを引いたり単語の下に品詞を書いたりしたりするのがおすすめです。
 

長文読解

 
英単語や文法、英文解釈が大学受験英語の基礎です。その基礎が十分に出来上がってきたら、ようやく長文読解を開始します。長文読解のおすすめの勉強法は「精読」「解き直し」「音読」です。
 
まずはじっくりと精読して、わからない単語や構文などを見つけつつ問題を解いていきます。問題を解き終えたら「どこを」「なぜ」間違えたのか、ミスした原因を解き直して把握します。原因が分かれば同じミスをしないようにしましょう。
 
最後は英単語や文法、英文解釈を把握できるように、スラスラと読めるレベルまで音読します。音読はリスニングにも役立つ勉強なので、最低でも3回はするようにしましょう。
 

英作文

 
難関大学では英作文を求められるので、英作文の勉強も必要です。英作文の勉強は文法や表現の理解・暗記から始めます。
 
和訳はできていても、英作文は難易度がグッと上がります。実際に英作文で使いこなせるように、文法や表現を正確に覚えていくようにしましょう。
 
仕上げに例文を暗記する勉強方法がおすすめです。骨組みを覚えておくと、当てはめるだけで英作文ができるようになります。
 
大学受験の英作文勉強法まとめ!対策のポイントやおすすめの参考書・問題集は?
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リスニング

 
リスニングを上達させるには、毎日英語を聴くことが欠かせません。そのため、毎日英語を聴く習慣をつけましょう。
 
その上でおすすめの勉強方法は、スクリプトを見ながら音源に合わせて音読をする方法です。誰にでもできる練習方法ですので、リスニングの初心者に有効です。
 
次は難易度を上げてシャドーイングをします。シャドーイングとは流れてきた英語をそのまま追って音読する方法です。正しく聴き取れていないとできないので、聴き取れなかった場合は英単語とその音をセットで覚え直します。全て聞き取れて意味を理解できるようになるまで繰り返しリスニングしましょう。
 

大学受験の英語レベル別の勉強法

 

 
大学受験の英語を効率的に勉強するには、レベル別に分けて行うのが効果的です。ここでは大学受験の英語レベル別の勉強方法を紹介していきます。
 

初心者・基礎

 
大学受験のために英語を学び始めた人は、基礎から学んでいくのが合格への近道です。まずは英単語や文法、英文解釈から勉強を進めていきましょう。
 
英単語は自分が持っている単語帳を繰り返し読み書きして、一冊を完璧に覚えきるようにしてください。英文法はインプット学習から始めて、徐々にアウトプット学習で定着させていきます。
 
同時に英文解釈で英文の構造を瞬時に把握できるように、文章にスラッシュを入れたり単語の下に品詞名を書いたりしていきます。最低でも1日に1つは文章を読むことを目標にすると、上達が速いです。
 
基礎は応用問題を解いていく時に必ず必要な知識ですので、焦らずにしっかりと固めていきましょう。
 

中級者

 
大学受験の英語の基礎が固まっている中級者は、曖昧な部分を完璧に覚え直していく作業がおすすめです。
 
例えば、演習問題で間違えた問題を復習して、どうしてミスしたのかを把握していきます。また、細かい文法を覚えて苦手な部分がないように詰めていくと良いでしょう。文法の理解が広がれば、共通テストでも高得点が出せるようになります。
 
初心者と違い、主にアウトプット学習が中心になるといえるでしょう。
 
長文読解やリスニングに向けて、中級者は英文解釈も一歩進めた学習が必要です。英文を直訳せず英語を英語のまま内容をイメージできるように、文を塊で把握できるようにしていきましょう。
 
始めは2~3文で良いですが、少しずつイメージできる部分を1段落や2~3段落と広げていくと長文読解やリスニングを始めた時に役立ちます。
 

上級者

 
大学受験の英語上級者は、志望校に合格するための勉強をしていきます。そのため、おすすめの勉強方法は「長文読解」と「過去問」が中心です。
 
長文読解をする際は、中学・高校で出てきた文法で「わからないところはない」といえるレベルまで完璧にするのを目標にしましょう。長文問題はスピードも大切なので、制限時間を決めながら読み進めましょう。
 
また、志望校に照準を合わせるために、過去問も積極的に利用していきます。5~6年分の過去問を解いて出題傾向を把握していきましょう。もし同じような問題で間違えたり苦手が見つかったりした時は、復習して克服してください。
 
リスニングでは発音練習で単語と音を結び付けて、過去問でリスニング対策をすると効果的です。
 

大学受験英語を攻略するポイント

 

 
大学受験の英語を攻略するには、ポイントを押さえた勉強が有効です。ここでは大学受験英語を攻略するポイントを紹介していきます。
 

毎日コツコツと勉強する

 
英語は言葉ですので、毎日コツコツと勉強して触れていないと使えなくなります。そのため、毎日英単語を見直したり長文を読んだり、リスニングで英語を聴いたりしなければなりません。
 
英単語や文法は時間があれば復習して確認し、英文も毎日1つは読む習慣を作りましょう。その時間は毎日少しでも構いません。習慣になれば「勉強をする」というハードルが低くなるので、自然に大学受験英語の成績が上がるでしょう。
 

今日やることを決める

 
大学受験の勉強をする時は、今日は「何をする」「どこまでする」と目標を決めるのがおすすめです。
 
目標を決めずに勉強を始めると、ダラダラとなってしまう可能性があります。何をするかを明確にしておけば、集中して取り組めます。また、タスクとして1つずつクリアしていくと、楽しんで勉強ができるでしょう。
 

参考書は少数精鋭でOK

 
大学受験に合格するためには、参考書を1冊買ったらそれを徹底的にマスターすることを目標にすることが大切です。
 
参考書をいくつも買うと、買ったことに満足してしまう場合があります。それでは知識が身につきません。
 
また、いろいろ目移りしてしまっては知識の定着が難しいです。まずは1つの参考書を完璧にやり切り、わからないところがないというレベルまで昇華させましょう。
 

塾に通うことも選択肢

 
大学受験の英語をマスターするには、塾に通うという選択肢も必要です。
 
独学だけでは間違った勉強方法で進めてしまうリスクがあります。大学受験専門の講師から英語を教わったりアドバイスをもらったりすれば、自分に合った勉強方法を見つけられます。
 
また塾に通えば自然に勉強の習慣が作れるので、英語の勉強を習慣化させるのにも有効です。
 
そうすれば、大学受験の成功をグッと手繰り寄せられるでしょう。
 

大学受験英語を攻略して目標の大学に合格しよう

 

 
大学受験英語は長文読解ができるかどうかが大きなポイントです。しかし、長文読解の成績を上げるためには、英単語や文法、英文解釈など、基礎から勉強をしていかなければなりません。
 
この記事では大学受験英語をマスターするための勉強方法やレベル別の取り組み方を紹介してきました。志望校に合格したいという人は、ぜひ参考にして取り組んでみてください。
 

下村周作
ライター

下村周作

学生時代のアルバイトで英語の塾講師をしており、中学生から高校生を相手に指導をしていたので、効果的な勉強法やおすすめの勉強法をいくつも知っています。今度はライターの仕事を通して、英語学習者に結果が出る勉強法をお伝えできればと思い執筆しております。

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