生徒の声
STUDENT'S VOICE
Y. Y.さんの体験談 ・ 学生(慶應義塾大学在学)
2024/04/06中学生の時、Malala Yousafzai氏のスピーチに感銘を受け、自分の視野を広げたいと思ったことで、国連機関で世界平和に貢献することを志すようになった。しかし、同機関に勤務するためには、専門分野における修士号の取得と語学力が不可欠である。特に、大学院の授業や同機関では、英語による専門的な議論が日常的にあるため、後者は喫緊の課題といえる。また、大学生活も後半に入り、盲目的に将来の夢を追いかけることや、国内外の大学院進学という周囲と異なる進路を選択することが果たして現実的に可能なのか疑問を抱いていた。このような経緯で、将来の夢の実現に必要な知見を得るために、自分はLIBERTYの門を叩いた。
第一に、LIBERTYの授業を通じて、英語の本質に対する理解が深まると同時に、英語試験や大学の授業ですぐにその成果が出た。入塾前の自分は、海外経験のない者に完璧な英語の習得は難しいと諦めていた。また、大学入学後の英検準1級に合格した際、小手先の試験対策が功を奏しただけであって、自分の英語力が向上したと実感できずにいた。ところが、LIBERTYで最初に受けたGrammar Tableの授業は、他の受講生の方も書かれていることだが、英語に対する固定観念を覆すには十分であった。特に、高校の英語の授業で言われた「構造を理解・予測して読む」という言葉の意味がようやく分かったことは、自分にとって最大の収穫であったといえる。すなわち、Syntaxに基づき英語の一文の構造を最初から最後まで全て論理的に説明することや、Norn/Adjective/Adverbの前後に何が来るのかが整理されたVerbalを頭に入れて読むことである。こうして、大学の授業の課題で英語の文献を出されても、抵抗なく読めるようになった。さらに、Grammar TableでSyntaxに基づき文構造を説明する訓練を重ねたことで、ASWクラスにおいて、自分でも複雑な構造の文章を再現できるようになった。自分の回答の添削結果を基に復習を行ったり、洗練された表現を学んで用いたりしたことで、IELTS初受験のWritingで6.5を取ることができた。他方で、SpeakingやListeningが足を引っ張ってしまい勉強不足を痛感したため、今後もスコアメイキングに取り組むつもりである。
第二に、自分の道を突き進んでいく確固たる自信を取り戻したことである。まず、全ての授業を通じて感じたことは、受講生の方々の意識の高さである。MBAや転職を希望する社会人の方々や、海外の高校や大学院を志望する学生等、海外志向で幅広い世代の方と共に学ぶだけでなく、Ice break sessionや授業前後で様々な人生経験を伺えたことは、大変貴重な機会であった。また、毎週開催されるコーチングの受講を通じて、自己肯定感を高めることができた。
第三に、将来の夢の実現を目指すにあたり、一度は諦めた交換留学への挑戦を決意したことである。これまで修士号の取得を最優先に考えていたが、コロナ禍の渡航制限の解除に伴い、かつて諦めた交換留学という選択肢が再浮上した。その際には、先生から頂いた助言も留学の申込みをする上で大きな励みとなった。現在結果待ちだが、大学生活の集大成かつ大学院での学びの質の向上のためにも、得られるものは全て吸収して帰国したい。
「努力」とは、目標まで辿り着くための道を選び走り続ける力を指していると考える。英語の勉強に関しては、この「正しい道」の選択の段階で何度も挫折し、脇道にそれてばかりだったが、その中で見つけた道標こそがLIBERTYであった。「正しい道」を知った今、何としても目標にたどり着くためにも、諦めずにこの道を走り抜けたい。
まだ数回授業が残っているため、引き続きご指導のほどよろしくお願い致します。
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日本人が英語を苦手とする最大の理由は日本の英語教育にあります。
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