TOEFL勉強法
TOEFL Study Tips
英語後進国、ニッポン。ますます拡がる世界との格差
ご存知のように現在、日本の英語教育界もアメリカを中心とするグローバルスタンダードの洗礼を余儀なくされ、特に日本のグローバルエリートに国際語としての英語=Lingua Francaをいかにマスターさせるかということが最大かつ焦眉の懸案となっています。
永年、日本人は国内外で英語力の低さを指摘され、それが日本の国際競争力を押し下げる大きな足かせ要因となっていることも承知の事実です。
英語力を測るテストの1つにTOEFL(一般にアメリカやカナダに留学する学生に課せられる英語の試験)があります。このスコアーを2010年の結果をもとに国別で見た場合、日本人受験者のTOEFL IBT平均スコアーは120点満点中、約70点で世界で103位、アジア30カ国中でも27位と、極めて低いランクです。
またTOEIC テストに関しても990点満点中、日本人の平均スコアが近年、500点台にとどまっているのに対し、例えば韓国人は600点台で、日本と50点以上の開きが有ります。
日本における戦後の恒常的とも言える過度な英語学習熱を考えると、何かが間違っているとしか言えません。また高い授業料を払って効果の低い授業を受けることは、マクロの日本経済にとってもマイナスでしかありません。
ゴーマンレポート(Gourman Report)をご存知でしょうか。
アメリカで出されている、いわば”世界の大学ランキング”です。世界の大学を”質”でランク付けしたもので、大学教授の研究成果や研究設備など、18 項目を考慮に入れた総合的大学評価です。
上位は日本人にもよく知られるハーバード大学、プリンストン大学、コロンビア大学のようなアイビーリーグ校やスタンフォード大学、UCバークレー、UCLA、更にはオックスフォード大学やケンブリッジ大学などで占められています。
問題なのは極めて残念なことに、日本の大学は東京大学でさえ100位以内に入っていないということです。その原因の1つは、日本人の英語での発信能力の低さであると言われています。
最近、TOEFL試験を大学入試や国家公務員試験に取り入れようとする動きや、2013年からスタートされた東京大学のグローバル人材育成プログラム、また数年前まで文部科学省が掲げていた“21世紀COEプログラム”などは、日本人の英語力への厳しい評価の現実を如実に反映したものと言えるでしょう。
また国内の法科大学院のうち、東大、慶応大等のトップクラスの名門校では、受験審査の要件のうち英語力の証明として、TOEFLかTOEICのスコアーを要求されていますが、学生の英語力を向上させるという理由からなのです。
藤川メソッド/Grammar Tableで日本を英語先進国に
自虐的によく言われるように、日本人は生来的に語学の才能が乏しいのでしょうか。しかし日本人のさまざまな学習能力の高さから考えて、英語などの語学能力だけが低いと考えるのは誤りでしょう。近年、同じ言語族に属する韓国では英語教育の改革に取り組み、かなりの成果を上げ初めており、言語体系の違いはもはや理由にはなりません。「日本人は語学音痴だから英語が下手だ」とする世間の風評、考え方を改めなくてはならないのです。
最近、TOEFLを大学入試や国家公務員試験に取り入れようとする動きが有ります。わたしはこの動きには大賛成です。ところがこの動きに対して、英語教育者の間でも否定的な態度、意見が目立ちます。「日本の英語教育を破壊するものだ」といった、ほとんどが聞くに堪えない、反対のための反対に過ぎないものばかりです。最も問題なのは、改革のために必要な誰もが認める方法論を欠いていて、無味乾燥な机上の空論と化していることです。
今必要なのは、国際語としての英語=Lingua Francaをいかに最短で完璧にマスターするか、ということであり、その手段としてTOEFL、TOEICに取り組むという積極的な視点です。議論されるべき問題は、いかにして革新的で実効的な英語教育の方法を、最短で最も確実に提示できるかどうかに有ります。
私が考案した藤川メソッド/Grammar Tableは、まさに日本人の英語力を驚くほど短期間に向上させる画期的な方法論です。LIBERTYでは、この方法論を活用して、余計な時間やコストをかけることなく、教養ある英米人が身につけている英語を最短で完璧に理解し、英語を使いこなせるようになることを目指しています。
実際、過去20年以上に渡り、生徒の皆様のTOEFL・TOEICのスコアーを、圧倒的な高いレベルにまで上げ、実績を重ねてきました。藤川メソッド/Grammar Tableを習得した方々は、ネイティブに全く引けを取らずに英語でコミュニケーションし、グローバルに活躍しています。
革新的なこのメソッドにより、英語後進国ニッポンから英語先進国ニッポンへと変貌し、日本人のグローバルエリートがどんどん輩出されることを願ってやみません。
帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。