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大学入学共通テストで導入される民間検定試験【PART2】

2019/08/26

大学入学共通テストで導入される民間検定試験【PART2】

大学入学共通テストで導入される、民間検定試験のTOEFL iBTとGTECについて、今回はご紹介いたします。TOEICが離脱したからこそ、民間検定試験の特徴などを抑え、自身の英語力を試すのも大切な準備。自分にあった試験を選択し勉強に励みましょう。

 

導入される英語の民間検定試験

大学入試センターが2018年3月末に発表した活用を認めた英語の民間資格・検定試験一覧の中で、TOEICが離脱したことにより学生は7団体から絞りハイスコアを目指すことになります。

 

【TOEFL iBT】

米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されたTOEFLは、アメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダなどの海外大学をはじめとした、150ヵ国10,000以上の機関がTOEFLのスコアを英語能力の証明として入学や推薦入学・奨学金・卒業の基準として活用しています。

TOEFL iBTは合格・不合格でなくスコアで発表されます。また、4技能をコンピュータ上で受験することになり、キー入力のタイピングスキルが必要となります。

 

Listening:マイク付きヘッドセット・マウス使用(60~90分)

Speaking:マイク付きヘッドセット使用(20分)

Reading:マウス使用(60~80分)

Writing:キーボード入力による解答(50分)

 

スコア配分は、全セクション0点から30点で採点され、トータルスコア120点満点で表示されることになります。

試験会場はテストセンターにて受験することになるので、お住まいの地域によっては遠方でテストを受けることにもなります。

 

【GTEC】

GTECは、スコア型英語4技能検定で「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能をスコアの絶対評価で測定します。大学入試で使用できる「GTEC」はレベルによって「Core」「Basic」「Advanced」「CBT」の4つのタイプに分かれています。「Core」「Basic」「Advanced」は団体での申し込み。「CBT」は個人でも申し込み可能となっています。

 

Core:外国語指導補助(ALT)と日常的な会話が可能なレベル

Basic:海外のホームステイや語学研修で会話が可能なレベル

Advanced:海外の高校で授業を理解し参加が可能なレベル

CBT:海外の大学で授業を理解し、参加できる自分の専門外の内容についても理解し、発言できるレベル

 

Core・Basic・Advancedは、マーク式で行われるReading、Listening。記述式で行われるWriting。タブレットを使用したSpeakingでテストされます。

CBTは、PCを利用したテストで測定されることになります。

 

「GTEC」では、幅広い学齢のニーズに対応した英語力を測定することができるテストであり、現在受験者数も増えています。自身のレベルに合った試験を選択できるのも特徴の一つ。

 

まとめ

TOEFL iBTやGTECは、日本国内で受験者数も多く人気の試験ではありますが、アカデミックな4技能を測るテストですので、正しい英語力が求められます。

 

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