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アメリカの大学進学を目指す学生の中には、ハーバードやMITといった聞き覚えのある大学であればイメージすることも出来ます。しかし、アイビーリーグ・パブリックアイビー・セブンシスターズといった聞き慣れないワードが出てくると進学先はどう選べばいいのか分かりにくくなります。今回は、アメリカの大学についてお伝えします。
留学希望の学生にとっては大学の知名度や得意な分野など、大学を選ぶ基準に迷うこともあるでしょう。トップクラスの大学だけでなく、その他にも多数ある大学の選び方もあります。
日本では、東京6大学(早稲田大学・法政大学・明治大学・慶應義塾大学・立教大学・東京大学)といった大学野球で括り分けられる呼称があるように、アメリカにもアイビーリーグ・パブリックアイビー・セブンシスターズといった大学特有の呼称もあります。
海外留学を希望する学生は、アメリカの大学についての知識を持っておくことで選べる大学の幅も変わってきます。
【アイビーリーグ】
伝統ある名門私立8大学の呼称です。
日本人でも知っているハーバード大学やコロンビア大学、ブラウン大学、コーネル大学、ダートマス大学、ペンシルベニア大学、プリンストン大学、イェール大学で構成され、どの大学も様々な分野で全米トップクラスの授業を行うため難関校ばかりです。
【パブリックアイビー】
アイビーリーグは私立ですが、パブリックアイビーはその名の通り、公立大学のなかでの名門校を指す総称です。現在では、質の高い学習を提供する30校が選ばれています。
ワシントン大学、ミシガン大学、ノースカロライナ大学、フロリダ大学といった州立大学の名門校ばかりです。
【セブンシスターズ】
アメリカの名門女子大学7校を総称するのですが、現在では5校に減っています。
バーナード・カレッジ、ブリンマー大学、マウント・ホリヨーク大学、スミス大学、ウェルズリー大学で構成されています。花嫁修業のような学校ではなく、社会で活躍する女性リーダーを生み出すことを目指す教育が行われている名門校です。
アメリカには、私立・公立合わせて4000校以上の大学が存在します。アイビーリーグの様なトップレベルの教育を提供する私立大学だけでなく、公立の名門校でもトップクラスの教育を受けることが可能となっています。学校の特徴を調べるだけでなく、自身のレベルに合った学校を選び海外生活や授業形態に慣れてから、アイビーリーグなどのさらに上の学校へ編入するといった方法も考えられますので、海外留学を目指す学生は多角的な考察をしてみることも大切です。
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