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野口先生のコラム

元LIBERTY受講生の野口先生が教える英語勉強法

【LIBERTYサプリ Part 9】 V5の続き(野口先生監修)

2019/08/27

今日は前回の続き、V5の解説をしていきます。

V5は、みなさんもご存知のSVOCのかたちをとります。
Sは主語、VはVerb、Oは目的語、Cは補語ですね。
このときO=Cの関係になります。

ちなみにC(補語)には名詞か形容詞が入ります。
グラマーテーブルのVerbalの表を確認してください。

名詞も形容詞もCになると書いてありますね。
名詞も形容詞も、補語になるという意味です。

それでは前回の例文を復習しましょう。

We chose Keisuke Honda chairperson of the meeting.
(私たちはケイスケホンダを会議の議長に選んだ)

Weが主語(S)、choseがVerb(V)、
Keisuke Hondaが目的語(O)、chairpersonが補語(C)です。
本田圭佑が議長になっているので
Keisuke Honda=chairpersonの関係ですね。

ここまでは前回やったのでいいでしょう。

この他に、V5には補語(C)に
不定詞や現在分詞/過去分詞をとるものもあります。

学校の文法用語でいうと、使役動詞や知覚動詞です。

使役のVerbはmake、let、have、知覚のVerbはsee、hear、feelなど
と言えば聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

ざっくりというと、これらのVerbはSVOCのかたちをとるとき、
補語(C)が「Verbの原形」をとります。
本当は「不定詞」が入るはずなのに「Verbの原型」
が入るのがポイントです。

①使役のVerb
make、let、have、helpなどが典型です。

My joke made her laugh.
(私のジョークで彼女は笑った)

My jokeが主語(S)、madeがVerb(V)、herが目的語(O)、
laughが補語(C)です。her=laughの関係ですね。

Let your dog run free in the yard.
(犬に自由に庭を走らせてやりなさい)

LetがVerb(V)、your dogが目的語(O)、runが補語(C)です。

ちなみにfreeもin the yardも副詞の働きなので
文法的には重要ではありません。
Verbalの表の「単語の副詞」と「前置詞+名詞」ですね。

I can’t have the dog doing that.
(犬にそんなことをさせておくわけにはいかない)

Iが主語(S)、haveがVerb(V)、the dogが目的語(O)、
doing thatが補語(C)です。

My younger brother helped me (to) water the garden.
(弟が庭に水をまくのを手伝ってくれた)

My younger brotherが主語(S)、helpedがVerb(V)、
meが目的語(O)、water the gardenが補語(C)です。

waterをVerbで使うと水をまくという意味になります。
V3ですね。

また、helpは不定詞も使えます。(to)water the gardenと
カッコがついているのはそういう意味です。

②知覚のVerb
知覚のVerbは、S+V+O+不定詞または現在分詞/過去分詞
のパターンをとります。

I saw him cross the street.
(私は彼が道路を横断するところを見ていた)

Iが主語(S)、sawがVerb(V)、himが目的語(O)、
cross the streetが補語(C)です。
crossはV3で、〜を横断するという意味になります。

I heard something crash against the wall.
(何かが壁に当たって砕ける音が聞こえた)

Iが主語(S)、heardがVerb(V)、somethingが目的語(O)、
crashが補語(C)ですね。

どんどんいきます。

I saw some shiba inu swimming about in the water.
(柴犬たちが泳ぎ回っているのを見た)

Iが主語(S)、sawがVerb(V)、shiba inuが目的語(O)、
swimming aboutが補語(C)です。
毎度おなじみですが、ネイティブスピーカーの
言い方にしたがってa shiba inuの複数形はshiba inuとしてあります。

Did you hear your name called?
(自分の名前が呼ばれるのを聞きましたか)

youが主語(S)、hearがVerb(V)、your nameが目的語(O)、
calledが補語(C)です。your name=calledの関係ですね。
ちなみにDidは助動詞です。

He felt his heart beating fast.
(彼は心臓がどきどきしているのがわかった)

Heが主語(S)、feltがVerb(V)、his heartが目的語(O)、
beatingが補語(C)です。
his heart=beatingの関係ですね。
ちなみにfastは副詞なのでbeatingを説明しています。

簡単ですが、以上で使役のVerbと知覚のVerbの説明となります。
これでV1〜V5の全てのVerbをひと通り勉強できましたね。

次回以降はグラマーテーブルのVerbalの表を解説していきます。
どうぞご期待ください。

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